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謙虚に謙虚に  NO 3409

 桜島や阿蘇山の噴火に関連するニュースがあった。一方に、数日前にインドネシアで火山が噴火した報道もあったし、パキスタンで発生した大きな地震で海底隆起が起こり、新しく島が誕生したそうでびっくりした。

 広大な宇宙に存在する点にも満たない大きさの地球にあって、もっと自然に対して謙虚になるべきで、宗教や思想の異なりを原因として内乱や戦争をやっているとは情けない話。言葉と言う素晴らしい手段を与えられているのに、それを争いの武器や原因になるとは最悪である。

 弊社が加盟する「日本トータライフ協会」のメンバー達は、それぞれが体験した悲しい葬儀の光景から事故や事件が起きないように願って様々な活動を行っているが、昔、カンボジアで地雷撤去のボランティア活動をしていたメンバーも存在していた。

 市街地でドラフト運転をするような愚かな若者に跳ね飛ばされた子供達が余りにも気の毒だし、何より安全運転を心掛けなければならない鉄道会社がその意識が欠如していた事実を知ってゾッとしたが、近い将来に北海道に行く予定があるのでJR北海道の意識改革を願ってしまう。

 札幌の千歳空港から韓国の仁川空港行きの飛行機が、離陸するのに滑走を始めたら、計器に異常を知らせる事象が起き、緊急停止したニュースもあった。

 何度も書くが、交通機関は安全第一。時間短縮は移動の観点からすると喜ばれるが、乗客を賭けに巻き込むことだけは避けて欲しいもの。

 現在、成田空港と東京を結ぶ特急列車や北越急行線を走る「特急 はくたか」は、在来線なのに最高速度160キロで運転されている。

 大阪から東や西へ向かう新快速の最高速度は130キロだがその横揺れや軋む騒音は半端じゃなく、もっと速度を落とせよと恐怖感を抱いている。10キロダウンさせるだけで脱線などの事故は随分と少なくなるそう。10分早く着くからと利用して事故に遭遇したら最悪である。不測の事態を想像したら絶対に最高速度を抑えるべき。

 日本の新幹線は世界に誇れることがいっぱいあるが、運転士が運転席で居眠ったり携帯電話でメール送信をやっていた事実も指摘されていた。どんなに安全性が高くとも、扱う人がミスを犯したらどうにもならない。俗に謂われる「ヒューマンエラー」は、意外と身近で誰にも起こり得る危険性を秘めているのである。

交通安全運動なのに  NO ****

「独り言」と同じ号数だった筈なのに違っている。遡って調べたら、この「会長のコラム」の「3404号」が飛んでいたので今日は「****号」としておこう。

 弊社の式場の近くにある生野本通商店街は今日火曜日が定休日。シャッターばかりの商店街を歩いていると、疎開道路の手前に数人の警察官の姿が見え、通行している自転車の人達を止めている。

きっと自転車を降りて通行するように指導しているのだと思いながら進むと、女性の警察官に呼び止められ、履物に車のライトに光る反射板を貼る安全キャンペーンをやっていますと説明され、履いていた靴の横に1センチ幅、4センチぐらいの長さのシールを張り付けてくれ、終わると男性警察官から「いつまでもお元気で」と声を掛けられた。

 杖を手に歩いているので高齢の障害者のように判断されたようだが、このシールのキャンペーンで交通事故が1件でも少なくなれば結構なことであるが、京都で起きた小学生の列に飛び込んだ少年の事故や、脱法ハーブで朦朧として自損事故となった愛知県の若い男性など、どちらも起こるべくして起きた事故のようでやるせない思いを抱いた。

 今日は貰い物の多い日であった。米に拘っている友人が「今年の新米だ」と届けてくれたし、近所の会社の会長さんから見事なぶどうを頂戴した。

 兵庫県のゴルフ場の近くで購入されたものだが、実の大きさは半端じゃなく、一般的な果実店の店頭には絶対に並ばない代物であり、その味は言葉で表現出来ないレベルのものであった。

 随分と昔の話だが、九州を走る国道3号線の熊本県松橋(まつばせ)自動車運転試験場のすぐ近くに「ぶどう研究所」という看板が目に留まり、販売もしているようなことが書かれていたので案内矢印を確認しながら進むと、1キロも走らない内に存在していた。

 そこで目にした様々なぶどうには驚かされた。中に口に入れるのが大変みたいな大粒のものがあり、<こんな物が世の中に!>と衝撃を受けた体験だった。

「巨峰」は私のお気に入りだが、それが市場に登場したのはそれから数年後のことだったと記憶しており、今でも研究所が存在しているのだろうかと懐かしく思い出した。

 数日前、北海道から好物の「ジャガイモ」が届いた。宅配されたケースを開けるとメッセージが入っており、そこに体調を気遣ってくださる言葉に続いて「大地の恵みです。バターでお召し上がりください」と書かれてあり、北に向かって手を合わせた。

連日のテロ事件  NO 3408

 パキスタンでキリスト教の教会に乱入した2人の自爆テロから70名の犠牲者が出たそうだし、イラクでは葬儀が行われている場で爆弾事件が発生、多くの犠牲者が出たというニュースもあった。

 また、アルジェリアでは住民120人が射殺されたという衝撃的な事件が発生していた。宗教と戦争は「人を変える」と何度も書いたが、ここまで信じられない現実を知ると宗教思想の危険性を再認識してしまう。

昨日の号で書いた「今こそ『あの世』の教育が」というのはまさにそのことで、末端の信者達がマインドコントロールされ、聖戦と教えられて自爆テロをするなんて信じられないが、何十回と起きているのでその恐ろしさを考えたい。

「敵を殺戮したら、お前の来世はハーレムであり、家族や親戚全員が幸せになれる」なんて吹き込まれ、バスの中や教会など人の多い場所で自爆する行為に走る。それによって被害者となる人達の不幸のことを一切考えないのだから理解出来ないが、それがある意味宗教思想の恐ろしさとも言えるだろう。

「悪いことをしたら罰が当たるよ」と幼い頃に教えられたが、今の子供達にそんな話をしたら笑われてしまうようだし、来世の話題を出しても「科学的に証明されていない」なんて言葉が返されて来るのだから大変だ。

 日常の物事に感謝をしなさいと言っても「変なオジサン」と思われてしまう。だからこそ納得させる説得力が重要で、弊社が加盟している「日本トータライフ協会」では真剣に「あの世の教育」に取り組んでいるのである。

「命の教育」も大切である。学校教育では宗教に関して歴史的なことにしか教えないが、少なくとも外国の宗教思想ぐらいは学びたいものだ。

 先祖供養は儒教の流れという考え方があるが、儒教や道教についても「触り」程度は教えるべきで、戦後教育の歪が想像以上に病んだ社会を迎えていると知りたいものだ。

 似ていると指摘されている「東電」と「JR北海道」だが、他人の命を軽視しているより「無視」したり「忘れている」と言われて当然のような気がする。身を置く人達が「命」の問題を考えたら、こんな事故は発生しなかったように思えてならないのである。

「?」を感じたらすぐに行動を始めることが当たり前だし「IF」という最悪の事態を想定したら間違いなく対処が違っただろう。

思い出から  NO 3407

「3396号」で生野本通商店街にある2軒の「力餅食堂」について書いたが、その後に2軒それぞれの「中華そば」を食べ比べてみたら、微妙に味が異なっており、源ヶ橋の方はどちらかと言えばラーメン的で、八坂神社近くの神輿通りの方は「蕎麦」や「うどん」の出汁に近く、如何にも「中華そば」という感じがした。

病的な偏食から、具に「チャーシュー」と「メンマ」があるが、もちろん食べずに麺だけを食すが、店の方には申し訳ない思いを抱いてしまう。

 源ヶ橋の方の店内には「コーラ」「サイダー」「バヤリース」が130円と掲げられ、一昔前から時間が止まっているような世界だし、丼物や麺類の価格が信じられないほど安価なので驚かされる。

 神輿通りの店に入った際、過去に弊社の本館でご主人の葬儀を担当させていただいた奥様がおられ、「その節は」とお言葉を頂戴したが、葬儀という仕事に従事する立場では記憶が大切との思いを昔から持ち続けている。

 月に数十軒の司会を担当しても、お客様の方は間違いなく記憶されている筈と思われているのは当然のこと。ご弔問やご会葬に来られていた方々が司会者やスタッフの顔を憶えられているケースもあり、擦れ違いの際に見詰められることが多々あるので大変である。

昔、視聴率の高いテレビ番組の生放送に出演。次の日の葬儀の司会を担当したら、「ひょっとして、昨日テレビに出ていた人?」と質問をされた方が数十人もおられたのでテレビとは想像以上の怖さがあると理解した。

 別の番組に出演していたら、番組が終わると同時に多くの電話が会社に入り、「他府県でも対応してくれるのか?」という問い合わせだったのもびっくりした出来事だった。

 淡路島、姫路、広島、名古屋、金沢、横浜、東京などがあったと記憶しているが、スタッフは「日を改めて行われる『本葬儀』や『偲ぶ会』『お別れの会』なら担当可能です」と対応したのだが、実際にご依頼があったこともあるのでこれも「ご仏縁」そのものだと思っている。

 大規模な社葬のプロデュースで北海道から九州まで担当させていただいた歴史があるが、それによって結ばれることになった「ご仏縁」も人生の宝物となっている。

世は様々  NO 3406

「独り言」では過日の安倍総理の発言と原発視察について触れ、「幸せ列車」のコラムでは「勝手な思い込み」と題して世界地図の平面図と地球儀での現実の異なりについて書き、平面地図では日本からローマよりアムステルダムの方が遠いように見えるが、実際はローマの方が遠いので錯覚してしまい、成田空港から主だった外国の都市までの距離と飛行時間を書いておいた。

 日本全国で「ひこにゃん」などから注目を浴びた「ゆるキャラ」がブームだが、熊本県の「くまモン」が外国まで出張して有名である。

大阪から東に見える生駒山の麓に石切神社があるが、ここの「ゆるキャラ」である「いしきりん」も有名で、暑い季節に行われた百貨店協会主催の人気投票大会で上位にランクアップされていたが、このキャラの紹介などを担当されている女性が「パフォーマーももさん」で、「幸せ列車」のHPにリンクがあるのでご訪問を。

 テレビで伊勢神宮を特集する番組があった。遠い昔から「お伊勢参り」という慣習があったそうだが、来月に迎える式年遷宮のことがあって大変な賑わいになるだろう。

 小学校の修学旅行から始まって何度参拝したか数え切れないほど行ったことがあるが、警備を担当する「警衛」のトップが幼馴染みと知ったが、タイミングが悪くて入れ違いとなってしまったので残念だった。

もう彼は定年退職の年代なので式年遷宮は担当しないだろうが、過去に皇室や総理大臣をはじめとするⅤIPが参拝される際は彼が責任者として尽力していたようである。

 ネットのニュースでびっくりしたことがあった。店員の対応が悪いと怒った女性客が土下座をさせ、その光景を撮影して公開したという出来事だった。

過去に書いたベンチャーズの粋な対応のことや、その話を友人から教えられてから怒らない人生をと過ごして来たこれまで。誰もが怒りを表して当然という体験なのに「借り」より「貸し」をと考えて抑えることが出来たことを幾つか書いたが、もしもその女性がこのコラムや「独り言」のページを読んでいたら土下座をさせるなんてことは絶対にしなかったと思ってしまう。

 撮影して公開したことは犯罪行為のレベルと指摘されて然るべきで、今頃間違いなく抗議したい人達で炎上していると想像するが、世の中には様々な性格の人がいるものである。

なんでこうなるの?  NO 3405

 過日の台風でキャンセルして来月に変更した福島行きだが、その地で深夜に震度5強という地震が発生し、その後も震度1から2の余震が続いている情報があった。これ以上強い地震が発生しないことを祈って手を合わせているが、避難を余儀なくされている被災地の方々の存在を慮る。

 生野区のメイン通りである「勝山通」にある天理教の大教会の名称が記載されたプリントが自宅にポスティングされていた。様々な宗教のお葬式を担当させていただくことから、多くの宗教の存在を理解しているつもりだが、宗教宗派を超越して、心の扉を開けてくれるような文章をこれまでに何度か紹介した歴史があり、今日は「声は肥やで」と題された呼び掛けをそのまま下記申し上げる。

『家庭菜園がブームです 植物は土中の栄養で育ちます 養分たっぷりの肥えた土が 豊かな実りをもたらします』

『教祖(おやさま)は「声は肥やで」と仰せられました 思いやりのある生きた「言葉」が人を育てる「肥」となります 豊かな栄養を含んだ「声」に人は育つのです』

『心を曇らす冷たく尖った言葉ではなく 人を包み込む温かな優しい言葉 心が和み やる気を引き出す言葉 そんな声を掛け合えるお互いを そんな声が飛び交う世界を目指しましょう あなたの「声」を ぜひ「肥」に・・・』

 テレビのニュース映像に衝撃を受けた。それは札幌の「すすきの」辺りで起きたタクシーでの出来事。若い女性が酔っぱらってドアを蹴ったりボンネットを足蹴にするだけではなく、サイドミラーを損壊する光景だった。

 また、別のタクシーでは乗車してきた若い男性が酔っぱらって暴挙に及んでいる。どちらも車載されているドライブレコーダーによって収録された映像だが、こんな酔っ払いの馬鹿げた行動に信じられないと思った方々が多かったと想像している。

 過去に宗教と戦争は「人を変える」と何度か書いたが、「酒」と「覚醒剤」も同じこと。酔っぱらって行動することはその人物の性格を顕著に物語ると言われているが、酒癖の悪い人で困るのは、酒が抜けても自分がした行動を憶えていないことである。

 友人の割烹で酒癖の悪い人を何度か目にしたことがあるが、実際に豹変する瞬間を目の当たりにしたことがあったので紹介しよう。

 その人物は誰もが温厚だと言われていたが、日本酒を2合が限界で、それをオーバーした瞬間に突然人格が変わるのだから驚かされた。

「お酒、もう一本」「もう2本飲まれましたからこの辺で」「今日は気分がいいので大丈夫」

 そんなやりとりで3本目が出されたが、半分も飲まない内に暴言のオンパレード。オヤジが自宅に電話を入れて奥さんに迎えに来て貰うように伝えていた。

 しばらくすると奥さんが来られ、「ご迷惑を掛けて申し訳ございません」とオヤジと店内にいた客達に謝罪されたが、「あれがなかったらいい人なのに」と零していたオヤジの表情が寂しそうに見えた。

飲酒や覚醒剤で正常でない人が車を運転することは恐ろしいこと。弊社が加盟している「日本トータライフ協会」では飲酒運転の撲滅を提唱しているが、その背景にはメンバーそれぞれが被害者となられた悲しい葬儀を何度も体験しているからである。

 ご興味があれば、「日本トータライフ協会」で検索をいただければ幸いです。

新語から  NO 3403

 今日は「中秋の名月」だそうで、次に迎えるのは8年後だと知ったが、齢を重ねると1年があっというように早く感じるもので、ふと8年後に見ることが出来るだろうかと考えてしまう。

「幸せ列車」のコラムでは過去に担当した記念祝賀会のことに触れ、「独り言」では次々に起きるJR北海道の函館本線の脱線事故と「維新の会」の市議会議長の問題について書いた。

 公立学校の吹奏楽部が政治家のパーティーで演奏するとは考えられないこと。過去に多くの式典や祝賀会のプロデュースや司会を担当させていただいたが、ブラスバンドが入ったケ-スも何度か体験。議員の場合には私学の大学か高校だった。

 フェスティバルホールでライオンズクラブの記念式典でナレーターを担当したことがあるが、この時には私学の大学の吹奏楽の演奏する音楽をバックに語ったのも懐かしい思い出となっている。

 人は何でも簡単に事を進めるので問題が発生すると言われ、そんなことを教訓に私が若い人達に常に指導して来たことは「?」「IF」「羞恥心」の三つのテーマで、いつもそれを忘れずに考えなさいと伝えて来た歴史がある。

 前にも書いたが、シナリオが完成したら受付からではなく、出席された方々がお帰りになる後ろ姿から遡って考えてみると気が付くことも多くある。例えばステージの上で記念品や花束を贈った場合、ご本人が謝辞をされる光景を想像し、それらを預かるエスコートが必要なことに気付くのである。

 もっと膨らませたら、記念品や花束を誰が購入して何処に置いてあるかの確認も重要で、ある司会者の失敗談に「ここで花束贈呈でございます」とコメントしたら、誰も用意していなかったゾッとする笑うに笑えない出来事も起きている。

 高い地位にいる人達の保身的な行動が「大きな勘違い」として指摘されることも少なくない。今日、辞任を発表されたプロ野球のコミッショナーはその最たる人物と言えるだろう。飛ぶボール問題が表面化した段階で責任を取るべきだったのは誰もが思っていた筈だし、騒がせたが不祥事ではないと言い訳をしていた姿が信じられなかった。

 民間人から校長に任命された人物がパワハラやセクハラから市議会で問題になっているニュースがあった。新しい言葉が次々に登場するので学ばなければならないが、最近、企業の中でテクハラという問題が浮上しているそうだ。調べてみたら「テクノロジー・ハラスメント」のことで、ハイテクではない私のようなローテクを攻撃する行動だった。

移動手段と旅情  NO 3402

「幸せ列車」のコラムでは今日発表された「リニア新幹線」について触れ、「独り言」では北海道から九州まで全国に点在するご仏縁に結ばれる人達に「出会ってくれて有り難う」と感謝の思いを伝えようと「行脚」のような旅をしたいと書き、その予定をどのように組み上げるかと考慮中である。

 人生にあって素晴らしい人達との出会いは何よりの宝物。そんな人達が全国各地に存在している事実に改めて感謝をしながら手を合わせている。

 目も不自由になりつつあるし、いつ体調不良を来すかもしれないので元気で動ける間に済ませたいと思っているが、昨秋に行ったところでは「借り」を返すつもりで行ったのにまた「借り」が増えることになったので恐縮している。

 北海道の冬は厳しい。過去に冬の北海道に何度か行ったことがあるが、大阪で生活する者にとってそこは別世界。積雪で滑らないように気を付けて歩いていたら、20分ぐらいで脹脛の筋肉が痛くなってホテルに戻ってマッサージを頼んだこともあった。

 それから後、千歳空港へ迎えに来てくれた友人が、「まずは買い物に」と空港内のショップに連れて行って貰って購入したのが、靴にセッティングするプラスチック製のアイゼンみたいな物。こんな便利な物があったのかと驚きながら、雪山に登った際に装着した鉄製の重いアイゼンのことを懐かしく思い出したことを記憶している。

「独り言」にこんな「行脚」のことを書いたら、「何時来られますか? 予定が決まり次第お知らせを」なんてメールや電話があると覚悟しているが、寒くなる時候を考えて北国からと思っている。

 鹿児島にも行きたいが、過去に書いたように鹿児島県知事が企画され物議になったことに強い抵抗感を抱いており、知事が変わるまで行かないつもりなので鹿児島県在住の友人や知人には申し訳ないが、彼らと電話で話すと理解してくれ同じ思いだったのでホッとした。

 長崎、佐賀、熊本、宮崎、大分、福岡、また中国地方では山口、広島、岡山、島根、鳥取とあるし、四国では高知、香川、徳島、愛媛と行かなければならないので大変である。

 北海道から東北を済ませ、次に西日本となる予定で、中部や関東はそれが終わってからと考えているが、来月から運転されるJR九州の「ななつ星」は無理として、JR西日本とJR東日本は製造の企画を発表している観光寝台列車の完成がもっと早ければと残念に思っている。

「ななつ星」の人気は想像以上で、まさにプラチナチケットと化しており、海外の旅行会社から貸し切りの要望もあったそうだ。

 それに触発されたみたいでJR西日本やJR東日本が企画を始めたみたいだが、オリンピックの招致決定も間違いなく追い風になることは確かで、それにしてもJR九州の発想は賛辞に値するものではないか。

後悔先に立たず  NO 3401

 お葬式が重なっている。スタッフ達の体調のことを心配しながら、安全運転とお客様に対するミスの発生がないことを祈っている。

 台風の残した爪跡は想像以上。竜巻や突風で家屋が損壊したニュース映像に衝撃だったが、コンビニに駐車していたトラックが強風で横転した出来事や信楽高原鐡道の鉄橋が濁流で流されてしまったニュースにも驚いた。

 運転を見合わせていたところから人的被害がなかったのは幸いだったが、京都と大津を結ぶ京阪電鉄の支線も土砂崩れで運休していた。

 災難とはいつ何処で出遭うかは分からないもの。中央線の電車が脱線したニュースもあったが、コンクリートみたいな物に乗り上げたらしいとの情報なのに、最後尾の車両なのだから不思議である。

 問題が多発しているJR北海道で信じられない出来事が報じられていた。札幌から上野駅を結ぶ人気の寝台特急「北斗星」の運転士が、札幌の機関区から出発する際に「ATS」の操作を誤り、ミスの発覚を隠蔽するためにハンマーで損壊させたというものだが、過去に乗車した体験があるところから強い衝撃を受けた。

 飛行機の計器に異常を知らせる表示が出て、緊急に着陸した出来事が2件続いていたが、しっかりと原因究明をして事故につながらないようにして貰いたいものである。

 事故や事件の被害者のお通夜やお葬式の光景は大変な世界。葬儀という仕事に従事しなかったらよかったと何度思ったことだろうか。故に「日本トータライフ協会」で「飲酒運転撲滅」などの提唱をしているのである。

 愛知県のある市議会議員が「当て逃げ」事件の加害者として検挙されたが、62歳にもなって飲酒運転をしていたとは悲しい話ではないか。

「そこまでだから」「ちょっとだけだし」なんて横着な行動が自身の全てを失うことになるが、被害者の全てを奪ってしまうことを忘れないように考えたいもの。

 諄いほど書いたことだが、人生とは「反省」で済む範囲内にしておくべきで、「後悔」するような行動をしないようにありたいではないか。

懐かしい思い出  NO 3400

 早朝はまさに嵐の天候だったが、午後からは台風一過の言葉のように青空が見えた。大和川の増水から大阪市から何回も避難勧告のメールがあったので落ち着かなかったが、堤防の決壊や氾濫にならなかったようでホッとした。

 昨日に予定をキャンセルしたのは正解だった。もしも予定通りに出発していたら大変な目に遭っていただろう。

 午後10時前のNHKニュースで18号が北海道の根室沖で温帯低気圧となったと報じていたが、東海地区に上陸して日本列島を縦断するコースだったのであちこちに想像以上の被害が発生していた。

 大雨による水害の地域も多かったし、交通機関の休航や運休から高速道路の通行止めも長く続いていたので、影響を受けた人達が気の毒だった。

 世の中は何が幸いするか分からないもの。旅程をキャンセルしたので自宅にいたら、ブラジルに在住する知人が日本に来たそうで夜に電話があった。携帯電話の番号を知らせていないので、もしも不在だったら話す機会はなかっただろうと不思議なご仏縁に手を合わせた。

 目が不自由になって来ているので細かい文字を見る場合には天眼鏡を用いているが、友人が手術を受けた眼病の兆候を感じたのでびっくり。辞書を調べていたら中央辺りにぼやけてしまうからで、これは大変だと確認したら、天眼鏡の中央が汚れていた事実が判明して安堵した。

 人生には様々な人との出会いがある。彼も忘れられない出会いとなった人物だった。彼のお母さんが来日した際にホテルで会ったことがある。それはも30年前の出来事でお母さんもこの世におられないが、当時のことを懐かしく思い出している。

 ブラジルには不思議とご仏縁がある。過去に知り合った人物のお孫さんが日本語の勉強をしているそうで、何通も平仮名だけの手紙を貰ったし、その親戚のご夫婦が来日された際に南警察署のすぐ近くにある「オ・セイリュウ」に招待して食事を共にしたら大層喜んでくださった。

「オ・セイリュウ」はブラジル人のスタッフも多くいるし、地下で行われているショーはブラジル人によるサンバが中心であり、リオのカーニバルの雰囲気が味わえた。

 昔、「春夏秋冬」という著書の構想を練ったのは、石切にあるホテル「セイリュウ」で、ミナミのこの店も同じ系列だった。

 そのホテルで数日過ごし、仕事の時は戻って対応していたが、俗に謂われる連泊なのに、ずっと同じ食事だったので閉口していたら、3日目に立派な鯛の塩焼きが出て来たので確認したら、それは私の誕生日に妻が配慮してくれたものだった。

 春夏秋冬の発刊は、現在の社名に変更したきっかけとなったものだが、あれから現在まで存続している事実に驚きを新たにする今日だった。

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