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信じられないことだが  NO 3419

 広島県の市税滞納者の口座を差し押さえたら、同姓同名の別人のものだったという信じられないミスが報じられていたが、預金のあったJAの情報提供ミスもあったようである。

 昔、生まれて初めて普通預金の口座を持ったのは青春時代だったが、小遣いをこつこつ預け始めて間もなく、銀行から電話があって「預金不足で引き落としが出来ません」と言われたのでびっくり。何も引き落とす契約もしていないのにと思って銀行で確認したら、私と同姓の店舗の税金を引き落とそうとしていたミスであった。

 相手は大銀行なのに、普通預金振替業務を担当していたスタッフの勝手な思い込みによるミスと発覚したが、その税額が高額だったことに驚いた思い出でもあった。

 冒頭の広島に関して信じられない報道があった。広島市の職員にアンケートを実施したら、飲酒運転をした体験のある人が「8,1%も」もあったそうで、そんな状態で事故を起こしたらどうなるのだろうと考えなかった事実に衝撃を受けた。

 飲酒運転で話題になった人達に「大学教授」「医師」「警察官」「教師」「議員」などがあったが、それが人として欠落した性格だったことを真摯に受け止めて欲しいものだし、事故の加害者になっていなかったら、それがどれほど幸運だったかを学ぶべきだと伝えたい。

 JR北海道の一連の問題にいついても言えることだが、「プロ意識」の欠落に尽きると指摘したいし、少なくとも他人に不幸を与える立場で行動するなら、まずは自分に厳しい考え方を有して欲しいし、ゴルフで有名な「他人に優しく自身に厳しく」という言葉を思い浮かべて欲しいものである。

 これまでに何度も書いたことだが、人生とは「反省」の範囲内までなら何とかなるが、「後悔」することだけは避けたいもの。飲酒してハンドルを手にしたり覚醒剤に手を出すなんて失格の行動だけはやるべきではないというのは当たり前のことである。

 何事も最悪の想定を考慮すれば見えなかったことも見える筈。行動に出る前に察することが出来るケースも多くある筈で、少なくとも「乗るなら飲むな」「飲むなら乗るな」という当たり前の標語ぐらいは意識して欲しいではないか。

 葬儀という仕事に携わり、何度も交通事故の被害者の葬儀を担当させていただいたし、その事故の原因が加害者の飲酒運転というケースもあったが、自分自身が運転免許の更新で講習を受けている時、事故の件数を説明する講師の言葉に落胆しながら、なぜ悲しみの葬儀の光景を伝えないのだろうといつも考えていた。

 随分前のことだが、友人の割烹に「飲酒運転はやめてね」というかわいいポスターを創作してプレゼントしたことがあったが、それは今でも掲示されているので行く度にデザインに苦労したことを思い出している。

番組を観ながら  NO 3418

 テレビ番組で「池上彰氏」の監修解説で「宗教法人」について特集。靖国問題についても採り上げられていた。

歴史的に参拝した総理大臣の逸話などを交え、憲法で定める「政教分離」問題に抵触しないかという部分にも触れ、外国から「戦争神社」と呼称されている靖国神社の複雑な現実を改めて知るところとなったが、式年遷宮が話題となっている過日の「遷御」の儀に安倍総理をはじめ多くの閣僚が参拝したことがどうなるのだろうかという疑問もあり、批判が出ているのも事実だが、憲法制定よりはるか昔から存続している伊勢神宮の特殊性に異を唱える人は少ないと考えるし、そこに日本の文化があるような気がする人達も多いようである。

 式年遷宮を迎えるまでに行われていた様々な神事にはびっくりで、長野県から運び込まれたヒノキの裏話や五十鈴川を遡る「白石」の隊列などは想像以上の大イベント。今回に初めて知られて驚かれた人も多いと想像するが、日本の歴史とは神仏抜きでは考えられない世界があることを改めて認識した思いである。

 かつて民主党の政権だった時、2010年の年始に赤松農林大臣が伊勢神宮に参拝せず、野党の議員から国会で追及された際に家族で外国旅行に行っていたと答弁した出来事も有名である。

 五穀豊穣の対象となっている「外宮」は、農林水産大臣が参拝するのが慣例となっていたが、赤松大臣がその慣例を打破されたことで大きな波紋を呼ぶことになった訳である。

 歴代の総理が靖国に参拝すると中国や韓国から大変な抗議が生じるのは知られているが、特に終戦の日である8月15日に参拝するとエスカレートすることになり、小泉総理が就任されて6年目にその日の参拝をされたら、中国で大規模な抗議活動が発生し、日本人が経営する店舗などの多くが被害に遭った出来事も発生しており、私の知人も大きな被害に遭い、撤退を余儀なくされて嘆いていた。

 戦没者に「戦争はいたしません」と誓いに参拝するのですと言ったらどうなるのだろうか。「我が国の現在は犠牲者の皆さんを忘れることは出来ません。総理として慰霊に行くのは政治家として当然です」と言えば抵抗が生まれて当たり前かもしれない。

 中国や韓国の人達の心の中にある思いは我々日本人には計り知れない世界があるのだろうが、参拝から外交的に揉め事に発展することは残念なこと。

 神社には昔から「絵馬」の存在がある。それは人間の弱い志を神に誓って貫こうという行動を表現したもの。それだけ人間が弱いという証しと言えるが、「禁煙」「禁酒」「ギャンブル」などの文字を目にすると、人間社会の織りなす模様が見えるような気がする。

「池上彰氏」の解説で伊勢神宮の境内まで撮影されていたが、そんな中で思い出したのがアメリカの著名な建築家の言葉。「日本の伊勢には、世界で最も古くて新しい建築様式が見られる」という言葉だった。

経営は人なり  NO 3417

 式場の前を通り掛かると2人の女性が玄関におられ、私の姿を見ると「お世話になります」と言われたのでびっくりした。

 13年前に私が担当させていただいたお客様だったが、数年前に芸能人を亡くなったことにしてナレーションを行ったテレビ番組をご覧になっていたそうで、杖を手にする私の姿を見られて「どうしたの?」と驚かれた。

 自宅に戻ってから事務所に電話。会館の前でのやり取りを伝えておいたが、本館ではお通夜が始まる少し前。ご弔問の方々がご多数の予定ということを知ったので問題がないようにと手を合わせた。

 久し振りに蕎麦を食べようと寺田町駅近くの店へ行ったら、張り紙があって数日前から休業中。そこで25号線沿いでオープンすると聞いていたうどん店があるのを思い出した妻の勧めであるうどん店に入ったらガラガラ。不思議だなと思いながら食べ終わって戻る途中、今日の夕方からオープンしたうどん店があった。

 勝手な思い込みによる勘違いだったが、最近はそんなミスが多くなったのは齢を重ねたからだろうかとの懸念も。

 昨日、大阪駅近くの百貨店で購入して来たリハビリ用品を、大病を患ってリハビリ中の知人にプレゼントしたが、今日の散歩中に出会って丁重なお礼の言葉を頂戴した。私の行為は「幸せ列車」のコラムに書いたように「恩送り」の体験からで、リハビリ中に様々な用品をプレゼントしてくれた友人の存在があったからである。

 町ではイオングループが仕入れていた「米」の偽装問題が話題になっていた。事実が表面化する度にその酷さが明るみになるが、中国産やアメリカ産を国産と偽装していただけではなく、酒などに加工されるべき「加工米」を食品として販売していたというのだから呆れるばかり。それらが随分前から恒常的に行われて来たという可能性も否定出来ず、事態は深刻な問題に発展して来ているようだが、ややこしい取引先には神経を遣うべきで、経営者の「為人」を重視することも大切なようだ。

 昔、西宮で行われたパーティーに「私がお迎えに行きます」と取引先の社長が言ってくれたのだが、彼が乗って来た車にびっくりした。ベンツのフルサイズで後席の柱には「12気筒」を表す数字があるし、後方のトランクには特別仕様車である「AMG」の文字まであるので「凄い車だな」と言ったら、「AMGも12も買って来て張り付けただけです」と教えられて唖然とした。

 それで彼の人間性を垣間見た思いがしたが、それからしばらくして取引を止めたことが正解で、彼に好ましくない噂が流れたのはすぐだった。

横着から慣習に  NO 3416

 10月を迎えても日中の残暑はまだまだ厳しく、陽射しを避けて日陰を歩く毎日であるが、また台風が近付いており、逸れてくれることを祈っている。

伊勢神宮で式年遷宮のクライマックスが始まった。神道の世界で神様を「遷す」とは暗い中で行われるものだが、その合図として斎主となる神職が鶏の鳴き声を真似るという昔からのしきたりが継承されている。

 友人や知人の中にも伊勢神宮へ参拝するという人達が多いが、近鉄の観光列車「しまかぜ」の予約が難しいところから、旅行会社の「しまかぜ」利用を企画する団体旅行に参加する知人もいた。

 さて、伊勢で思い出したことがあった。一昨年のこと、親戚の訃報から夫婦でお通夜に間に合うように午後3時頃到着の近鉄特急で行ったのだが、遺族は誰もおらず、「お骨揚げ」に行っていると留守番の人に教えられて驚いた。

お通夜を済ませ、次の日の朝にご出棺。お骨が還られてから葬儀という次第はあちこちの地方であるが、お通夜の前に火葬されてしまうというしきたりは聞いたことがなかったが、神道ばかりのその地域、通夜と葬儀が行われる式場側の予定でそうなったのではと疑問を抱いて帰阪した。

 葬儀は「人を集め、人を走らせる」という言葉を何度か書いたことがあるが、慣習の異なる親戚の人達が集まるところからややこしい問題に発展することも少なくなく、そこに本家や分家の問題がふくざつに絡み、時には想像もしなかった出来事に至ることもある。

 随分前のことだったが、ある70代の男性がご逝去。喪主を務められたのは一人娘さんだったが、地域の会館で執り行われたこの葬儀だったが、喪主さんが大変な辛苦に苛まれたご体験をされた。

 葬儀が終り、火葬場に行って納めて戻られると精進落としの「御斎」で会食が行われ、その後に「お骨揚げ」に行かれて戻られると「還骨」に仏事に続いて「初七日」の法要が行われるようになっているが、地方から来られた本家の人物が、「初七日にも御斎が付き物だ」と言われ、近くの仕出し店に親戚の人数分を注文されたからだった。

 同じような食事をしてから3時間も経っていないのに、また会食というのだから信じられない話だが、本家の人物は「供養だから」と頑なに譲らなかったそうである。

 30年ほど前、「還骨」の儀式に続いて「初七日」の法要を当日に行われることはなかったが、いつの間にか慣習に変化が生まれ、現在ではそれが当たり前のようになってしまっている。

 昔は、導師を務められるお寺様から「初七日は本来の日に」というご意見もあったが、また親戚が集まるのがたいへんだからとの送る側の事情から変化したようで、簡素化は様々な問題を秘めているような気がしている。

 これらの事態を顕著に物語るのが「巻き線香」というもの。お骨が還られてから四十九日間の「お線香」の「守」が大変だからと誕生したものだが、考えてみれば便利という横着から発案されたものなのに、いつの間にかお骨が還ったら「巻き線香」という常識さえ語られるようになっているからだ。

消費税に想う  NO 3415

 安倍総理が午後6時の国民向け会見から、来春からの消費税増税を発表した。マンションや住宅の購入契約が「駆け込み的」に増えているそうだが、結婚披露宴の申し込みを増えているニュースもあった。

 葬儀に関する消費税に関して強い抵抗感を抱いている私だが、消費税が導入された当時から葬儀社が仕入れ関係などで税の賦課に対して受け入れても、悲しみの状況にあってお通夜や葬儀を執り行われる立場の方へのそれは「おかしい」と思っており、国民にとって優しくない国家に憤りを感じていたものである。

 ご遺族が営まれる葬儀費用に消費税が加算されたり、友人や知人の方々から供えられる供花にも消費税がと考えると違和感を覚える。

 そんな消費税が「社会保障」のために用いられるそうだが、年金の構築をした昔の役人の人達の先見性のなさや、大金を箱物に投じてしまった愚策の付けが国民に回って来たと考えると余りにも虚しくなる。

 アメリカでは予算の決議が出来ないそうで、政府機関の一部の閉鎖という問題に発展しているが、我が国も1000兆円という借金の事実で毎年無尽蔵の如く「国債」を発行して予算を組んでいる現実は、間違いなく崩壊の道を歩んでいる筈だし、将来の政治家達が何とかするだろうというような無責任な人達の行動は、子や孫に大変な艱難を与えることになるだろう。

 今月から年金が1%減額されるそうだし、その後にも「1%」「0,5%」と減額されることが決まっているが、そもそも「60歳から受給」「65歳から?」なんて受給される国民に賭けをさせること発想が貧しく、だれが考えたのだろうかと疑問を抱いている。

 そんな為体な現実に嫌気を感じた若い人達が年金を掛ける義務に抵抗感を抱かれ、敢えて掛けない人も増えているそうだが、過去に問題になった社会保険庁の杜撰な事実は信じられない話で、無責任な人達が蔓延る社会の歪が表面化したような出来事だった。

 私も少額だが年金を受給しているし、解散した年金基金から小遣い程度の振り込みがあるのは予想外だったが、孫にトミカの玩具を送るのを楽しみにしており、そんな行動をする好々爺が周囲に多くいる。

 国民年金を受給している友人がいるが、医療費が大変だと嘆いていた。我が家も夫婦が医院のお世話になったり、悪猫が慢性病から獣医お勧めの餌を食べさせているので負担が大変だが、介護保険料が天引きされる年金制度を考えながら、社会保障を大局観で捉える考え方が重要なような気がする昨今である。

安全第一  NO 3414

 明日からもう10月である。齢を重ねると本当に月日が経つのが早い。「烏兎怱々」という言葉を思い浮かべながら、めっきりと夕暮れが早くなったこの季節を実感している。

 司会のフレーズの中に、「人生の黄昏を感じられたかのように、人生のひとこまを語られたのはいつのことでしたか? 人の世にも季節があることを教えてくださったのはいつのことでしたでしょうか?」というのがあるが、自身がいつか迎えることになる人生の黄昏。まだまだしなければならないことが山ほどあるので行動を起こさなければと考えており、活動の一環として11月には知られる政治家への陳情を行う予定である。

 昨日のテレビで10月15日から運転されるJR九州の「ななつ星」を特集する番組があった。発着する博多駅には専用待合室の存在もあり、行程の途中で立ち寄る観光地への移動には専用バスまで準備されているそうなので驚きだが、その驚異的な人気の高さは衝撃的と言えるものだった。

 昔、トヨタの車のCMに「いつかはクラウンに」というキャッチコピーがあったが、「いつかは『ななつ星』に」と思われる人達が多いと想像する。

 この列車の人気に乗じて、JR西日本とJR東日本が観光寝台列車の製造を発表していたが、列車が単なる移動手段ではない考え方として見直されたように思える。

 国内の航空会社でジャンボ機として親しまれている「747型機」が来春に引退することが決定されているが、子供達に人気が高かった「ピカチュウ」ジャンボも一足早く引退したそうで、北海道や沖縄に行った際に利用したことを懐かしく思い出している。

 ジャンボ機が登場した頃の日本航空の国際線ファーストクラスでは、2階の席をラウンジとしていた歴史もあるし、最近のアメリカ系航空会社のジャンボ機は2階席のビジネスクラスを左右1席ずつにセッティングされ、全日空の国内線2階席で3席ずつ一列6人ということからすると信じられない贅沢な設定となっている。

 ジャンボ機と言えば日本航空の御巣鷹山事故が思い出されるが、搭乗されていた方々の葬儀を担当させていただいたこともあり、改めて手を合わせることになった。

 何度も書くが、交通機関は移動時間よりも安全を優先するべきで、JR北海道の酷い現実が物語るように、事故の原因の大半が「人災」であり、携わる人達が自分の子供や孫を乗せると考えたら、整備やチェックに手抜きは行わないと言えるだろう。

ふと思い出したこと  NO 3413

 友人から「有馬温泉」へ行かないかと誘われたが、その日は予定が重なっており残念だが断ることになった。

 利用するホテルの名称を聞いて懐かしくなった。そのホテルで、ある団体の総会が開催され、記念講演としてマラソンで知られる「君原氏」と私の二人が講師として招聘されたことがあったからで、その中で愚書「お葬式と春夏秋冬」の中でも書いた「霊柩車の中から」の話が印象に残ったという感想をいただき、忘れられない思い出となっている。

 ご出棺をして斎場へ向かう霊柩車の助手席に座っていると、人の社会の異なる一面を垣間見ることになり、そこには人々と社会の縮図のようにも思える光景が感じられるのである。

 信号待ちから交差点で停まると、横断歩道を渡る前の女性が気付き、手にしていた買い物かごを足下に置かれ、静かに手を合わせる姿は美しいものだが、一方に何も感じずに通り過ぎる人もいるのである。

 細い道を数台連ねて走行することもあるが、宮型の霊柩車に気付かれて道を譲ってくれる人もあれば、一切無視して割り込んで来る車もあるのが世の中。

 後方に続くハイヤーやマイクロバスが信号待ちで遅れた場合、どこかで停車して待つこともあるが、駐車場や出来るだけ塀のある場所を選択する必要があり、一般的なお家の玄関前に停車すると抵抗感を抱かれるので気を付けなければならない。

 ある大きな家の玄関を外して塀の所で停車したら、玄関前で掃除をしていた中年の女性が家の中に入られ、すぐに戻られたと思ったら、土俵の力士のように塩らしき物を撒かれた光景を目撃したこともあり、その時は1号車であるハイヤーも一緒だったので、車内におられた喪主さんやお寺様がどのように思われただろうかと心配だった。

「どなたかお亡くなりになられたのね。私もいつかその日を迎えることになることを教えられました。どうぞ安らかに」

 そんな思いで手を合わされる女性の姿は最高に美しいが、塩を撒く姿は残念だが美しくなかったのは言うまでもない事実である。

 多くのお葬式が重なっているようである。それぞれの故人のことを思い浮かべて手を合わせ、スタッフにミスがないよう、そして安全運転を祈念する。

スパイ映画みたいなこと  NO 3412

 35年以上も前のことだが、ある友人の次男が大学を卒業して入社した会社を半年ぐらいで退職してしまい、相談されたことがあった。

 退職をした理由を聞いて驚くことになったが、そんなことが実際に行われているとは想像もしなかったことであった。

 彼が入社した会社はある物品を訪問販売する業種だったが、3ヵ月の研修期間を経て実際にセールスに出掛けたらしいが、彼ら全員の胸のポケットに盗聴器みたいな機材を持たされ、お客さんとのやり取りを近くに停めた車の中で上司が聞いており、車に戻った瞬間に指導されるというものだったが、聴かれている事実を想像するだけで言葉がうまくつながらず、自分の自信があった部分が全く発揮不可能な環境から逃げたくなったという事情があった。

 彼によると、その機材は小さな代物だったらしいが、FM電波を利用するシステムで、FM放送の入る車のラジオなら50メートル程度まで拾えるそうで、もしも関係ない車が自動で周波数を選択可能な場合、その内容を聞かれてしまう問題も秘められていたのである。

 実は、その1年後にそんな体験を実際にしたのだから驚くことになった。いつもFM放送を聞いていたところから、ある場所で停まって自動選局のボタンを押したら、変な周波数の所で停止しておかしな物音が聞こえて来る。そこは交流のあった人達が勤務している会社で、偶然に社外に出て来た知人を呼び止めて車内で聴かせたら、「これ、**と**だ!」と驚き、すぐに会社に戻って確認したら、それは休憩する部屋のソファーに仕掛けられていたことが判明。仕掛けた人物は彼らを統括する対馬の上司で、部下達がどんな会話をしているかが目的だったそうである。

 その車は初代のクラウン・ロイヤルサルーンだったが、自動で選局出来る画期的なラジオシステムだったことが理解出来るだろうし、そんな時代からスパイ映画みたいな盗聴器の存在があった事実に驚かれるだろう。

 あるセールスマンが来社した際、ふと違和感を抱いた行動があった。それは、持参していたアタッシュケースみたいなバッグの上部の角にあったボタンみたいなものを押したからだが、その行動に疑問を感じて確認してみると、バッグの中には録音機が収納されているそうで、客の発言を残すことが目的と知って衝撃を受けた。

 カメラも信じられないほど小さくなって高性能の時代、どこで盗撮されるか分からない怖さがあるが、知人の警察関係者が銭湯での盗撮事件のことを語っていたのが印象に残っている。

 盗撮行為をしていたのは女湯に入っていた女性で、携帯電話がその犯行に使われており、内縁関係にある男性と販売を目論んでいた事件であった。

私が利用している銭湯に不思議な若者がいた。彼はいつも湯船の中に入ってもケロリンの桶を浮かべており、中を覗くとビニール袋に入った携帯電話があり、片時もそれから目を離さないので異様な感じ。推測するに携帯電話メール依存症かもしれないが、最近は見掛けないので転居でもしたのかなと思っている。

 結びになるが、ちょっとした知恵の紹介を。最近では存在しない想像するFM電波を利用した盗聴器だが、その発見に有効なのはラジカセの活用で、FM電波の周波数を変更させながら、マイクが拾う音のハウリングを利用する方法で、もしも周波数が一致すれば間違いなくハウリングが起きるので設置されている場所も見つけられるだろう。

減量挑戦中なのに  NO 3411

 東京のテレビ局の番組ディレクターが取材で来社されたのは午前中だったが、カメラとライトを照射されると不自由な目に影響を感じてしまう。かなり接近した状態で撮影を受けたので大変だった。

 エンディングの場面で「今後に何かされたいことは?」と質問されたので大災害に備えて「病院船」と「火葬船」の建造、そして殺伐とした事件や悲惨な事故の多い現実に「酒気帯び運転の撲滅」や「命の教育」「あの世の教育」について話しておいたが、果たして理解されたかどうかは不明。恐らくその部分については編集時点でカットされるだろうと想像している。

 さて、「蛋白質がたりないよ」というフレーズの昔のCMを記憶しているが、炭水化物の多い食事を見詰め直し、ネットを開いて蛋白質の多い食材を調べて食事の改善を目指している。

 過日に医院へ行った際、これからあちこちに行脚の旅をすることにと伝えると、旅先のホテルや旅館での食事に気を付けなさいと指導された。

 病的な偏食があるので部屋食や食事処での夕食では残す物が大半で問題ないが、バイキング形式の朝食がどうしても食べ過ぎてしまう。好きな物ばかり選択可能なシステムについ誘惑されてしまうからだが、何処へ行っても帰阪したら体重が増えている事実を先生から指摘された訳である。

 友人から新米が届いたり立派な淡路島産のタマネギも頂戴したが、ご仏縁に結ばれる北海道の同業者から大好物の「ジャガイモ」をいただいたので食欲の秋をセーブしなければならないが、食事を誘いに来る友人達が多いのも問題の一つとなっている。

「ダイエット グラムで減ってキロで増え」という見事な川柳を詠まれた方がおられたが、まさにその通りで、ちょっと外食が続くとすぐに目盛がアップするので恐ろしい。

 体重とは簡単に下がるものではないようで、先月の入院時に4日間絶食したのに1キロも下がっていなかった事実にショックを受けた。

 先日にいただいた特別なぶどうも食べ過ぎたみたい。美味しいと感じるのは健康のバロメーターなんて言葉もあるが、高齢になって体重が増加することはよくないそうで気を付けたい。

懐かしい曲を聴きながら  NO 3410

 午前中に行われていた友人の身内の葬儀に参列。故人は私より少しだけ若い。喪主を務められたのはお父様だが、女性司会者が代読させていただいたお父様の故人へしたためられたお手紙の内容に涙しながら、壮絶な闘病生活を過ごされた故人に対して、姪御さんが綴られたメッセージの内容も悲しみを訴えるようなものだった。

 開式前、式場にパティ・ページの歌声が流れている。団塊世代が青春時代を迎える前に大ヒットしていた「テネシーワルツ」が知られているが、このCDがご自宅のポストに届いていたそう。

 送り主はご友人だそうだが、病室に届けられるまでにご逝去されてしまったので残念である。

 音楽をこよなく愛されていた故人。自らもベースのパートを担当されていたそうで、フォークソングからジャズまで幅広く造詣深い方だった。

 葬儀式が終わってお柩に花を手向けてお別れ申し上げたが、ご出棺の前に駐車場の方に出たら、すでに霊柩車が入っており、「今日は誰が運転を?」と確認したら、ご当家担当責任者が自ら行くそう。7メートルもあるロングボディーなので気を付けなさいと伝えておいたが、これだけ長いと内輪と外輪差の数値が高くなることも知っておきたい。

 霊柩車でない車で、かつて5メートル70センチの車に乗っていたが、九州から大阪南港へ向かうフェリーを利用した際、トラックデッキに回されたことを懐かしく思い出していた。

 明日は東京のテレビ局のディレクターが来社する。葬儀に関する番組を制作中だそうで、果たしてどんな取材内容になるのか興味を抱いているが、朝から映像のチェックをしなければならないので大変である。

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