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後悔先に立たず  NO 3401

 お葬式が重なっている。スタッフ達の体調のことを心配しながら、安全運転とお客様に対するミスの発生がないことを祈っている。

 台風の残した爪跡は想像以上。竜巻や突風で家屋が損壊したニュース映像に衝撃だったが、コンビニに駐車していたトラックが強風で横転した出来事や信楽高原鐡道の鉄橋が濁流で流されてしまったニュースにも驚いた。

 運転を見合わせていたところから人的被害がなかったのは幸いだったが、京都と大津を結ぶ京阪電鉄の支線も土砂崩れで運休していた。

 災難とはいつ何処で出遭うかは分からないもの。中央線の電車が脱線したニュースもあったが、コンクリートみたいな物に乗り上げたらしいとの情報なのに、最後尾の車両なのだから不思議である。

 問題が多発しているJR北海道で信じられない出来事が報じられていた。札幌から上野駅を結ぶ人気の寝台特急「北斗星」の運転士が、札幌の機関区から出発する際に「ATS」の操作を誤り、ミスの発覚を隠蔽するためにハンマーで損壊させたというものだが、過去に乗車した体験があるところから強い衝撃を受けた。

 飛行機の計器に異常を知らせる表示が出て、緊急に着陸した出来事が2件続いていたが、しっかりと原因究明をして事故につながらないようにして貰いたいものである。

 事故や事件の被害者のお通夜やお葬式の光景は大変な世界。葬儀という仕事に従事しなかったらよかったと何度思ったことだろうか。故に「日本トータライフ協会」で「飲酒運転撲滅」などの提唱をしているのである。

 愛知県のある市議会議員が「当て逃げ」事件の加害者として検挙されたが、62歳にもなって飲酒運転をしていたとは悲しい話ではないか。

「そこまでだから」「ちょっとだけだし」なんて横着な行動が自身の全てを失うことになるが、被害者の全てを奪ってしまうことを忘れないように考えたいもの。

 諄いほど書いたことだが、人生とは「反省」で済む範囲内にしておくべきで、「後悔」するような行動をしないようにありたいではないか。