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交通安全運動なのに  NO ****

「独り言」と同じ号数だった筈なのに違っている。遡って調べたら、この「会長のコラム」の「3404号」が飛んでいたので今日は「****号」としておこう。

 弊社の式場の近くにある生野本通商店街は今日火曜日が定休日。シャッターばかりの商店街を歩いていると、疎開道路の手前に数人の警察官の姿が見え、通行している自転車の人達を止めている。

きっと自転車を降りて通行するように指導しているのだと思いながら進むと、女性の警察官に呼び止められ、履物に車のライトに光る反射板を貼る安全キャンペーンをやっていますと説明され、履いていた靴の横に1センチ幅、4センチぐらいの長さのシールを張り付けてくれ、終わると男性警察官から「いつまでもお元気で」と声を掛けられた。

 杖を手に歩いているので高齢の障害者のように判断されたようだが、このシールのキャンペーンで交通事故が1件でも少なくなれば結構なことであるが、京都で起きた小学生の列に飛び込んだ少年の事故や、脱法ハーブで朦朧として自損事故となった愛知県の若い男性など、どちらも起こるべくして起きた事故のようでやるせない思いを抱いた。

 今日は貰い物の多い日であった。米に拘っている友人が「今年の新米だ」と届けてくれたし、近所の会社の会長さんから見事なぶどうを頂戴した。

 兵庫県のゴルフ場の近くで購入されたものだが、実の大きさは半端じゃなく、一般的な果実店の店頭には絶対に並ばない代物であり、その味は言葉で表現出来ないレベルのものであった。

 随分と昔の話だが、九州を走る国道3号線の熊本県松橋(まつばせ)自動車運転試験場のすぐ近くに「ぶどう研究所」という看板が目に留まり、販売もしているようなことが書かれていたので案内矢印を確認しながら進むと、1キロも走らない内に存在していた。

 そこで目にした様々なぶどうには驚かされた。中に口に入れるのが大変みたいな大粒のものがあり、<こんな物が世の中に!>と衝撃を受けた体験だった。

「巨峰」は私のお気に入りだが、それが市場に登場したのはそれから数年後のことだったと記憶しており、今でも研究所が存在しているのだろうかと懐かしく思い出した。

 数日前、北海道から好物の「ジャガイモ」が届いた。宅配されたケースを開けるとメッセージが入っており、そこに体調を気遣ってくださる言葉に続いて「大地の恵みです。バターでお召し上がりください」と書かれてあり、北に向かって手を合わせた。