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加害者にならないように  NO 3440

 11月号の時刻表を買って来た。表紙に新幹線の「ドクターイエロー」の写真が掲載されていたので、それについて「幸せ列車」のコラムで書いておいた。

 11月1日から北海道の列車のダイヤが変更される。列車の火災事故や脱線事故が多発し、安全対策から最高速度を減速させたり、列車不足から運休を余儀なくされ、利用者が不便を強いられる現実を迎えているようなので大変である。

 利用しようと考えていた列車の本数も減っているし、所要時間が20分以上も遅くなっている事実も知った。

 社会は謝罪会見のオンパレード、「東電」「JR北海道」「みずほ銀行」から有名なホテルグループまで、すべては束ねる立場の経営者の怠慢が原因しているようで、お客様相手に「正座」をしなければならないのに「胡坐」の姿勢になっていたみたいで、原点に戻って考え直す意識改革が急務だろう。

 怠慢と言えば甚大だった台風被害の出た伊豆大島の町長もそうだろう。後悔の念を抱きながら陣頭指揮を進めておられると信じているが、被害者の皆さんの心情を拝察するとあまりにも気の毒である。

 私は臆病な性格である。いつも最悪の想定を考えるので周囲から嫌われているかもしれないと思っているが、お客様に問題が及ばない配慮は心掛けているつもりである。

 考え方一つで「想定内」「想定外」が生じてしまう。災害や病気に共通するのは最悪からの遡り。それで命が助かることも考えられる。

 それらは車の運転もそうで、被害者を出すな、加害者になるなと思ってハンドルを手にすれば事故の発生率も低下するだろうし、飲酒運転なんて無責任極まりない愚かな行動は
絶対にしない筈である。

 数日前のテレビ番組で解説者が語っていた言葉が印象に残っている。被害者には「遺族」と呼ばれるようになった「家族」の存在があるが、加害者にも「家族」の存在があり、両者が不幸になる現実を訴えていた。

 弊社が加盟している「日本トータライフ協会」では、「飲酒運転撲滅」に関して提唱活動を行っている。それは何度も悲しい葬儀を体験して来たからで、全国のメンバーそれぞれが同じ思いを抱いて始まった背景がある。

 地球は宇宙の存在からすれば小さいが、人間にしてみれば広いものである。あちこちで戦争、内乱、テロが続発し、事故や事件の被害者が毎日どれだけ出ているのだろうか。メキシコで麻薬絡みから20歳の若者が73人を殺害したというニュースもあり、年間で3万人の人達が殺害されている事実に驚愕した。

 協会の活動の中に「命の教育」と「あの世の教育」もあるが、手遅れになる前に早く広く取り組まなければならない問題だと考えている。

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