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顔と責任  NO 3324

 参院選の公示日と投票日が決定して発表されていた。各政党の公約に明記される争点に興味を覚えるが、党利党略だけの現実にならないように願ってしまう。

 あるコラムの中に目に留まった部分があった。「政治家は染めていた黒い手を清潔に見せるために白い手袋をして選挙に臨む」というものだったが、中々厳しい言葉であるが、市長と車を交換した業者の癒着が問題になったニュースを見ながら、世の中にはそんな考え方もあることを学んだ。

 我々葬儀に携わる立場も白い手袋を用いるケースが多いが、司会の最中に焼香順位帳のページを開けたり、弔電を代読する際に不都合があるところから外しているのが多い。

 式場の玄関でお客様をお迎えするスタッフは白い手袋姿だが、ある時に彼らから質問をされたことがあった。それは、開式にあたって合掌を呼び掛ける司会者の言葉があるが、その時の合掌は手袋のまま、それとも外して?というものだったが、このページを訪問くださる同業者皆さんや司会者の方々にもお考えいただきたいテーマとして答えは秘めておきますので悪しからず。

 もう来週には7月を迎えるが、この6月の前半は皆無だった雨が後半になってから豪雨の状態。南紀では例年の2倍近い降雨が記録されたそうである。

 7月の予報を聞いていたら、我が大阪の梅雨明けは18日頃で、梅雨明け前にかなりの雨が降るような予報となっていたが、例年以上の猛暑と予想されるので熱中症に気を付けたい。

 今日の夕方のテレビのニュース、橋下市長の発言に関して市役所に9000件を超える抗議があったそうだし、地方議会で抗議の決議に至ったところが31箇所もあったと知って想像以上に大事になっているようだ。

 今でも真意が伝わっていない。ちゃんと話したら理解されると仰るご本人だが、仮にそうだったとしても誤解を生じさせる発言だったことの責任問題は避けられない筈。ましてや大阪市長という重職の立場にあることを忘れないで欲しいものである。

昨日、人の顔の変化について話題になったことがあった。悪いことをしたら間違いなく人相が変わってくるし、疲れている時はその表情から確実に感じられるもの。長年の仕事が表情を形成してしまうこともあり、ドラマや映画のキャスティングにはそれらしき人物を配役するのも重要なことである。

 アメリカの名画と呼ばれる作品を観ると、そのキャストでなくてはならないという印象が強くなり、その後に制作されたリメイク作品を観ても全く感想が異なる事実もある。もちろん、それはシナリオを知っていることもあるだろうが、やはり監督やプロデューサーの描いたキャスティングが大きいと考えてしまう。

 残された人生、出立の瞬間にはどんな表情になっているかを自身に問いながら日々を過ごそうと思っている。

不思議なご仏縁  NO 3323

 深いご仏縁に結ばれる人物と食事を共にした。振り返れば不思議なつながりがあった。その絆から次々に交流が広まった方々の存在もあり、その出会いに心から手を合わせている。

 愚書「葬儀屋七万歩才のあの世の旅」をご笑覧くださったのは高校生の頃だったそうだが、それを紹介いただいたのはあるお寺様。もう随分前にご遷化されてしまったが、互いにそのお寺様のことを忘れられないので懐かしい話題となった。

 政治、宗教、雑学などをテーマに約3時間のひとときとなったが、久し振りの再会で有意義な時間を過ごさせていただいた。

 利用した店の奥さんが私の「独り言」を開いてくれたことがあるそうで、日に3本のコラムのことを誤解されていたみたいで、それぞれ別のHPだと知って驚かれていた。

 ネットの世界に詳しい方で、日に3本続けることに関して、「独り言」のページを閉鎖することもありだとアドバイスを頂戴したが、それも考える時期が到来したようにも思っている。

11年続けて来た「独り言」を閉鎖してこのブログと「幸せ列車」のコラムの2本となる訳だが、元々このブログを始めたのは「独り言」を閉鎖する予定だったからだ。それがこのように続いてしまい、惰性のように駄文の列記で現在に至っている。

 毎日それぞれのページを訪問くださる方もおられるみたいだが、お蔭で「大阪 コラム」で検索したら「独り言」のページがトップに出て来るようになっている。

 さて、昨夜は一睡も出来なかった。お世話になっている医院へ行ったら「本日は終了しました」と掲示され、薬を頂戴することが出来なかったからだが、朝から行くと昨日の事情について説明があった。

 救急車やパトカーが近くの幹線道路に停車し、多くの警察官も来られていたみたいで詳しくは知らないが、かなり混乱されていたようだった。

 ややこしい患者もあるようで、知り合いの病院の先生が大変な時代で参っているなんて苦労を語っていたが、手術の前に説明する際に録音する人や弁護士を伴うケースもあるというのだからびっくりである。

 過去に大きな手術を受けたことがあるが、病気と寿命は別物と割り切って「全てお任せします」と伝え、当日に手術台に自分で上がったのでスタッフの方々が驚かれた思い出もある。

 様々な病気の体験をして現在に至っているが、間違いなく「生かされている」と思う不思議な体験がいっぱいあった。集中治療室で過ごした際に幻覚を体験したし、病室に戻ったら天井と壁が鳳凰の柄がいっぱい見えた二日間という出来事もあった。

 世の中には科学で判断不可能なこともあるのは確か。最近のニュースで驚いたのは大英博物館にある4000年前のエジプトの像のこと。ガラスケースの中にあるのに少しずつ向きが変わっていることに気付き。おかしいというところから防犯ビデオカメラをセッティングしたら、ある時間帯に1回転したというものだった。絶対に信じられない出来事だが、そんな話題が出て来ることに神秘の世界があるのかもしれない。

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