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庶民の心情  NO 3318

「NO 3314」でテレビでご一緒した辛坊治郎さんのことに触れ、アメリカへの航海がご無事にと思っていたら、今日の早朝にヨットに浸水が発生し、緊急脱出用のボートに移ってSOSを発信。暗くなってから海上保安庁の水上救難機に救助されたそうで安堵した。

 同行されている人物は目が不自由だそうで、さぞかし心細い思いをされたことだろうと拝察するが、再挑戦をされて成功して欲しいものである。

 小名浜港を出発してから約2週間で1200キロの洋上に到達されていたが、アメリカ大陸と日本の間を飛ぶ飛行機を利用しても遠いと感じる太平洋、それを風任せのヨットで横断するとは大変な挑戦。ただ勇気だけで完遂出来るものではなく、操船技術も重要だし、積み込む食料や水の消費計算も簡単ではないと想像する。

 柔道界のトップ、プロ野球界のコミッショナー、政権の一員である女性の政調会長、それに失言問題が治まらない市長など、マスメディアのターゲットになる話題の提供者が多いのでネタ探しが楽なようだが、一方に居酒屋チェーンのトップで来る参院選に自民党の比例区で立候補される人物が話題を呼んでいる。

 ずっと消えないブラック企業という問題もあるが、関係される学校の内部問題が表面化したことで逆風の風向き。なのに立候補を取り止めることもないし、自民党が公認を取り下げる気配もない。間違いなく俎上に晒されることになると想像するが、周囲に「道」をアドバイスする人はいないのだろうかと気の毒に思う。

 人の世に言い伝わっている嫌な言葉がある。それは「他人の不幸は蜜の味」というものだが、自分がその対象になりたくないものである。

 ネット社会になってブログの炎上、謝罪、削除事件が多発している。冷静に判断できない怒りモードで打ち込んで後悔することも少なくないようで、専門家が24時間経過してから発進すると間違いなく内容が変わるとアドバイスしていた。

 トルコ、ブラジルをはじめ世界各地で大規模なデモが続いている。隣国の中国でも信じられないほどの抗議行動が起きており、昨日の特集番組では年間に20万件と報じていたので驚いたが、それだけ国民が耐えられなくなって来ているのだろう。

 インド、中国、韓国に共通する問題として浮上するのが汚職だが、ドラマ「水戸黄門」の悪代官の光景を彷彿させるようだし、どうにもならない庶民にとっては永遠に続く問題なのだろうかと嘆きを感じる。

 公務員の贈収賄問題もなくならないが、選挙で政治を司る立場になって本義を忘れる人も多い。当選して選挙事務所で支持者と共に「万歳」をしている光景が大嫌い。定番のダルマと万歳は、与えられた仕事の責務を成し遂げた時にするべきもの。まだ何もしていない段階で万歳するのは「これで金儲けが出来る」と喜んでいる姿に見えてしまうからである。

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