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意外なこと  NO 3359

 唯一の被爆国である我が国で、平和の誓いと犠牲者の慰霊の式が行われていた。あのアインシュタインが後悔していたことも知られているが、核は愚かな人間達にとってはまさにパンドラの箱という現実になった感を覚え、生かされていることに感謝をしながら手を合わす。

 昨日の号で触れた保険会社のCMだが、今日も流されていたのを見たら「戒名料」も含んでいるとコメントしていた。

 ここまで宣伝すると誇大広告で済むレベルではない。「戒名」に「料」を付けるだけでも大問題。その本義を理解していたら絶対に出すべきではなく、宗教界から問題が提起され、近い将来に変更を余儀なくされると確信している。

 今日で入院してから6日目。食事は「五分粥」から明日には普通食になるそうで、劇的な回復に自分自身でもびっくりである。

 これまでに様々な病気で入院したが、その度に生還するのも不思議な話。葬儀という仕事に従事しているからと言われた方もあったが、病院の白い天井を見つめていると様々な考え方が浮かぶものである。

「体感に勝るものなし」という言葉があるが、すべてが貴重な体験。人は辛い思いをしただけ人に優しくなれるという司会のフレーズがあるが、余生はそんな体験の「語り部」や「伝道師」みたいなことも出来たらと思っている。

 点滴もなくなって退院の光が見えた。点滴の痕跡は痛々しいが、もう痛い思いをしなくてよいのでホッとしている。

 入院してから様々なことを学んだ。病気の世界にもプラス思考が重要で、それが免疫力を高めることを知った。

 昔から、自分の専門分野以外は全てプロを信頼して任せるという性格だった。この考え方は特に病気の場合の医師との関係に大切で、今回のような劇的な回復につながったように思っている。

 点滴がなくなったところから廊下を歩くことにした。大きな病院なので遠回りに廊下を歩くと1周で100メートルぐらいある。途中にあるデイルームを挟んで、A病棟、B病棟それぞれにスタッフステーションがある。4日間も絶食したのだから減量しているだろうと期待して、スタッフステーション入り口にある体重計で測定して貰ったら、全然減量していないので意外に思い、今日は5周を歩いたが、明日は10周しようと考えている。

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