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発声楽の効果に期待  NO 3284

 会社の事務所から電話が。私の知人のお身内でご不幸があったそうで、わざわざ自宅まで来てくださったとのこと。その時間に申し訳なくも不在していたところから、帰宅してからご挨拶に参上したが、スタッフには特別に配慮するように伝えておいた。

 今日は、生野区仏教会主催のコンサートが行われていた。奈良県の女性のお寺様が音楽活動をされていたものだが、参加された方々から高い評価を受けていた。

 音楽に造形深いお寺様も多いが、女性のご住職で全国的に活動されているケースは少なく、彼女の存在が注目を浴びている。

 過去に禅宗のお寺様の結婚披露宴の司会を担当させていただいたことがあるが、同じ禅宗のお寺様ご夫妻がピアノの連弾で映画「スウイング」で知られる曲を見事に演奏されたのでびっくりしたことがあった。

 また深いご仏縁に結ばれるお寺様の記念祝賀会がホテルで行われた際の司会だったが、東京からご出席されるお寺様のお仲間がデュエットをされるそうで、ギターを2本用意することになった。

 1本は私のもの。もう1本は事情を話して友人から拝借したのだが、当日、その時間帯がやって来た歌の世界、それは間違いなくプロの世界。出席されていた方々の万雷の拍手からアンコールに発展した。

 その後も何度かお会いするご仏縁があったが、音楽の道を諦めて住職の道を継がれた歴史を伺い、道理でと納得に至った思い出もあった。

 そんな東京のお寺様達がご読経される葬儀を何度か担当させていただいたが、そこには「声明(しょうみょう)」という言葉道理に音楽の世界を感じ、参列者の皆さんが「今日のお経は普通じゃなかった」というお声を多く耳にした。

 この「普通じゃない」という言葉は賛辞の中でもレベルの高いものである。ホテル葬などで「君達は何者だ?」「普通じゃない」「ホテル専門の葬儀を担当しているのか?」なんて言われたこともあるが、それは我々プロにとって嬉しい言葉であった。

 明日は遠方に講演に出掛ける。そんなところから明日に行われているお葬式には参列出来ないが、明後日のお葬式には参列しなければならないので大変である。

 声帯を半分失ってしまったが、ハードなリハビリをクリアして何とかコミュニケーション可能なレベルで話せるようになった。伝達力は大幅にダウンしただろうが、内容には進化があると自負しており、「幸せ列車」に登場されている西川氏の発案された発声練習に取り組んでいる。

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