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食の問題  NO 3344

 全国で凶悪な事件が多い。子供を気付ける精神的に病んだ人達の犯行も目立って多くなっている。いつだれが「被害者」になるか分からないご時世。来る土用の日にも「うなぎ」が大変な状況になっているようで寂しい話題。

 中国から多くの食品輸入があるが、土壌の汚染問題の他に農薬や抗生物質の投与が問題視されている。ネットの中の解説によると成長促進剤の使用は当たり前のようで、「日本人向けだから」という言葉が飛び交っているそうだ。

 輸入食品の検査は一部だけなので、すり抜けるケースも多いだろうし心配が募るが、スーパーでの買い物も「産地」の確認が不可欠でも、産地偽装をする人達の存在もあるから厄介である。

 お通夜や葬儀では会食が付きものだが、取引先を厳選するのは当たり前。もしもおかしな食材が用いられていたら大変である。

「精進揚げ」や「御斎(おとき)」の料理を持ち帰られるケースはご法度。移動される車の中で変化が生じれば大変なことになる。多くのホテルの総支配人との交流があるが、彼らに共通していることも同じこと。特に使いたくない食材は「牡蛎」だそうだが、他の食材でも「夏季」は要注意である。

 マンネリの中で発生するミスは時に信じられないことになる。九州の結婚式場で行われた結婚披露宴に出席した時のこと。宴酣となった頃に同じテーブルの人物がお酒を注文。しばらくして仲居さんが持参してくれたお銚子だが、猪口で注ぎ合って飲んだら酒ではなく「湯」だった。

 その人物が烈火の如く怒りの様相・やがて出て来られた責任者との間に入って収める役割を務めたが、お銚子を温めるために湯を入れていたものを仲居さんが間違って出したという事情が分かった。

 今春に何度か行ったことのある居酒屋で面白い体験をした。熱燗の酒を注文したのだが、口にしてみるとどうもおかしい。お酒に詳しい方が確認されると、それは日本酒ではなく焼酎だった。

 女将さんに確認すると、一升瓶が並べて置かれてあり、カウンターのお客さんと話しながらされたことがミスの原因だった。焼酎を1回も飲んだことがないところから、あの時に味わった体験は、今でも強烈に残っている。

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