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暑い話  NO 3336

 猛暑の続く中、腹立たしい事件が多い。北九州で発生した車をぶつけてひったくりをする犯罪行為にびっくり。撥ねられた女性が骨折されたそうだが、こんな犯罪行動をする人物がいるとは信じられない話である。

 愛知県や橿原市で起きている「いじめ」を原因として考えられる生徒の自殺事件にも腹立たしさを覚える。教員、校長、教育委員会、自治体のトップに共通するのは「保身」の姿勢。そこには教育者としての誇りは確実に消え去っているように思える。

 謝罪をすることは大変なエネルギーを要するもの。故にミスを犯したくないと考えるのが知恵の常識だが、それを教育の立場のある専門家が忘れているとは信じられない話である。

 いつも「もしも」という最悪の状況を想定すれば事故を防げることも多い筈。熱中症について毎日話題になっているのに、生徒達に「耐久」と命じて走らせる愚かな教育者にも腹立たしい思いが。こんな教員に指導されたら、それこそ大きく人生が変わってしまう危険性もあると指摘したい。

 毎年このシーズンになると「熱中症」や「水の事故」が話題になるが、他人事と思っている心の隙間に危険が忍び寄るもの。教育者や親は「命」の教育に関して真剣に取り組んで欲しいものである。

 昔から比較すると都市部の気温が上昇しているのだろうか。ヒートアイランド現象という言葉を見聞きするようになったが、青春時代に夏の甲子園球場で応援した思い出が信じられなくなる最近である。

 初めて車を持ったのは青春時代だが、当時の車の大半にはエアコンなんて代物がない時代。ダッシュボードに装備した小さな扇風機を回して走っていたが、駐車していると扇風機そのものが熱くなって触れない状態なので風も生温いのは当然のこと。当時の車に存在していた三角窓で風を受けるようにして走行していた思い出が懐かしい。

 当時のタクシーの一部にクーラー車があった。エアコンとは呼ばない時代なので今では信じられないことだが、二十代の前半にタクシー業界でびっくりする体制が始まった。料金の値上げが認可されなかったからかもしれないが、乗車すると「クーラーを入れますか?入れませんか?」と確認されるのだ。もしも「入れません」と答えれば運転手さんの愛想が悪くなるのは当然だが、目的地に着いて料金を支払う時、入れた場合と入れない時の二種類の料金表が存在していたことを記憶している。

 そうそう、信じられない話だが、当時の友人にびっくりした人物がいた。彼は暑いのに車の窓を閉め切って走行し、クーラーがセッティングしているように見せていたからであった。

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