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北国にて 2  NO 3464 

JR北海道の臨時特急「北斗」を利用した。昔の車両でびっくりしたが、縦に揺れるのも半端じゃなく、スピードを出すとS字みたいに揺れるので恐ろしかった。

洞爺から函館まで2時間14分も要するので速度ダウンの現実が理解出来るが、森駅から大沼公園方面は単線区間でカーブが多く、並行して走る道路のトラックに追い抜かれるのでイライラするほど。

大沼公園の手前の赤井川駅で4分停車、函館から札幌に向かう「スーパー北斗」と擦れ違うために止まっているのだが、大沼公園から函館までも30分ぐらい要するので疲れてしまう。

洞爺のホテルから見えた羊蹄山は富士山のように雪化粧。懇意にしていた人が亡くなったので寂しいが、その方の故郷が羊蹄山近く。お葬式の際のメモリアルコーナーのお写真の中の、羊蹄山をバックに撮影された素晴しいお写真が印象に残っており、ご生前のことを思い浮かべながら手を合わせた。

五稜郭の手前で車内アナウンスがあったが、その内容にびっくり。「エアコンの不調から2号車のお客様にはお暑い思いを・・・」なんて放送が流れたのだから驚くではないか。幸い2号車でなかったので助かったが、こんな問題も発生している事実に改めて恐ろしくなった。

洞爺駅で切符を購入するのに20分ぐらいの時間を要した。駅員さんが親切な方で「ジパング倶楽部」の会員証を提示すると「ジパング割引き」と新幹線の「乗り継ぎ特急券割引」のどちらが得かを確認してくれ、やっと全ての切符が並べられたのだが、その中に日の誤りがあることが判明し、もう一度やり直したので時間が掛かった訳である。

後方で女性の方が並んでおられたのでお詫びしたが、並ばれてから余り時間が経っていなかったので救いだった。

改札が始まってホームに出たら、急に霰が降って来たのでびっくり。隣の車両に乗車される親子の方と話したら、これから福島へ帰られるそうだった。

函館駅で待ち合わせていた人物と食事を済ませ、向かったのはあるお寺のご本堂。そこに奉納された立派な水引細工の作品を拝見。ご住職からお寺の歴史を拝聴しながら有意義な時間が過ごせた。

その作品は話題を呼び、地元の新聞に大きく採り上げられており、無理をお願いしてその紙面のコピーをいただいたが、今後もずっとその作品が存在することになることが何より素晴らしいと思った。

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