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気を付けよう  NO 3528

冬の銭湯は極楽という人もおられる。私の好みは「温めの湯」で日替わりが楽しみだが、「玉露とカテキン」「生姜湯」「沖縄黒糖」「薬草湯」「アロエエキス」「森林の香り」なども体験したが、入浴剤にも色々あると感心している。

温泉地の旅館やホテルに宿泊すると温泉に入ることが出来るが、大都市圏にあるホテルを利用するとバスルームに入浴剤が置かれていることもある。炭酸系の泡が出るのもあったしバスクリンのような香りが漂うのもあった。

ニュースの中に自宅のバスルームを使う場合に高齢者が気を付けなければならないことを指摘していた。「ヒートショック」という体調の変化で、特に考えたい問題が脱衣場と浴室の温度差で、それによって血圧が急上昇して心筋梗塞や脳卒中の危険性が高まるというものだった。

また、浴槽の湯に入ると今度は血管が拡がって血圧が急激に下がるところから気を付ける必要があるし、年間に1万数千人の人達がそんな急変から命を失っているそうなので真剣考えるべき問題である。

対策として勧められていたのは脱衣場の暖房と浴槽に湯を入れる際にシャワーで湯気を出しながら入れることで、それによって浴室内の温度が上がることは確かである。

そんなことからすれば、自宅のバスルームを使うよりも銭湯に行った方が安全で、脱衣場も浴室内も温かく温度差が少ないだけではなく、誰かの存在があって異変があれば気付かれる可能性が高いことも大きいことだ。

浴槽からあふれ出した湯が腰を下ろす大理石の部分を温めてくれている。そこに座るだけでも心地良いし、自宅の風呂との大きな違いを感じることであろう。

よく行く銭湯にびっくりする若者がいる。彼は浴槽の中に入ると必ず「ケロリン」の桶を浮かべて近くにおいている。ある時に中を見たらビニール袋に入った携帯電話が入っていた。どうやらメールを確認しているみたいで、、私は乾式サウナには入らないが、常連さんの話ではサウナの中でも通話やメールをしていることもあるそうなので驚きである。

銭湯にも様々な常識的なマナーがあるが、中には非常識な行動をする人もあるようで、先日に柚風呂に入ったら、いつもの「温めの湯」には何の入浴剤も入れられず、「柚風呂を苦手とされる方のために柚を持ち込まないでください」と注意書きがあるのに、女性の方ではその湯に持ち込む人が多いそうで、アレルギーを有している人達が利用出来ない日となっているのも寂しい話である。

女性の方はマナーの欠如した人が多いらしく、飲食や読書が禁じられているサウナルームに持ち込まれる人も少なくないそうだし、ダイエットのためにゴミ用の大きなビニール袋に穴を開けて身体に付けている人もいるそうなので想像してしまう。

そんな女性達が持ち込む必需品が「氷」だそうで、他の入浴客に配ってくれるという話も聞いたことがある。

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