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久し振りに  NO 3526

前号で誤って「3526号」と飛ばしてしまったので今号は同じ号数にしておこう。

先月の下旬に佐賀県の武雄温泉へ行って来た。妻を伴い知らせてあった同行者が広島駅から同じ号車に間に合ったので何とかなったが、10時59分発の「さくら」の指定席は全て満席。3時間遅れでやっと入手出来たが、連休明けなのにどうして?」と思っていたら阿蘇山の噴火で熊本空港に影響が及び、欠航になった人達が新幹線に流れて来たことが判明した。

そんな事情から新鳥栖駅で「特急みどり」に乗り換えて目的地の武雄温泉駅に到着したのは暗くなってからだったが、有名な楼門で知られるすぐ近くの旅館に宿泊。ここは「宮本武蔵」にゆかり深いそうで、フロントの前に史実が表記されていた。当日の夕食は生まれて初めてという野菜中心の握り寿司を体験させて貰った。

次の日は折角だからと楼門の温泉に入って来たが、タオルから桶など入浴セットを全て用意してくれていたので恐縮したし、伊万里焼の郷やイカで有名な呼子にも連れて行って貰ったので手を合わせて感謝して来た。

塾生達にも様々な変化が生じている。お寺へ嫁がれた人物もいるし、今回招待してくれた人物は修行を積んで宗教者の道を歩んでいたが、めでたく資格を取得出来たことが無性に嬉しかった。

夫婦で招待を受けたので大きな「借り」となったが、何かの「かたち」でお返しをと考えている。

また、私のためにと高価なマフラーをプレゼントしてくれた人もいた。それも時折に着用するブレザーと同じような柄なのでびっくりしたが、改めて優しい人柄を再認識した思いである。

全国各地からプレゼントが届く。それぞれの地に向かって手を合わせているが、杖を手に動ける間に訪問してお礼を伝えたいと考えており、その心残りだけはないようにしたいと行動したい。

これまでに多くのテレビ番組に出演した歴史があるし、新聞の取材を受けたことも少なくなかった。一面にカラー記事で採り上げられたことは弊社の誇りだし、社会面のトップ記事として写真入りで掲載された時の反響の大きさは想像もしなかったことなので印象に残っている。

小説を発刊した時は新聞社の編集委員の方と対談することになり、その人物が担当されていたコーナーに採り上げられ、多くの人達から「驚いた」という電話が殺到したことも忘れられない。

多くのマスメディアの人達と知り合うことになったが、ある新聞社の若い記者が印象に残っている。彼は京都大学出身で外国の支局長の体験もしていたが、ある時に食事を共にした際に見せて貰った取材ノートが衝撃的だった。誰もが書く文字の五分の一程度の小さな文字だったからで、それを目にした割烹の友人も驚いていた。

確認して質問をしてみると。小さな文字を書く方が速くて多くの文字が書けると説明されたので納得したが、ちょっとやそっとで真似が出来ないような小文字だった。

少し前、その彼から久し振りに電話があった。彼と食事をした際に必ずお土産にしていたものがある。それは友人の割烹独自のもので、奥様へと託していたものだったが、奥様が外国に在住されていた当時に思い出すほど好まれていたことを知った。

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