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世界卓球から  NO 3568

テレビのニュースで「日食」のことを採り上げていた。それを観ながら小学生時代に体験したことを思い出した。「日食」の様子を確認するためには直視すると目を痛める危険性があり、先生の指導でそのための用具を手作りすることになったのである。

それは教科の中で理科の一環となっていたと思われるが、先生から長さ6センチ程度、幅2センチぐらいの「すりガラス」が配られ、それをローソクで燻して黒く色付けをするというものだった。

やがて完成して太陽を見たが、あまり黒くし過ぎると全く見えず、薄過ぎると強烈な閃光から目がおかしくなるので、偶然にうまく適合した生徒の作品を交代で借りて確認したことを記憶している。

そんな時代から約60年が流れ、もうすぐ満69歳を迎える。所謂「古稀」を迎えることになるのだが、4クラスの同窓会を兼ねて古希の集いを開催するという案内状が届いたが、様々な事情から出席することが叶わず、欠席となるので幹事の人物にメールを送信しておいたら、返信があってそのメールを当日の会場で披露されるということになった。

書いた文章の中に昭和の大横綱「双葉山」が「安藝の海」に敗れて69連勝で止まった出来事に触れ、その時にラジオの実況放送を担当されていたNHKの伝説的なアナウンサーであった「和田信賢氏」が「古稀は稀なり」という言葉を発言された逸話のことを紹介しておいた。

前にも紹介したことがあるが、この取り組みの波乱は大騒ぎになったのは言うまでもないが、勝った「安藝ノ海」に「勝って騒がれる力士より。負けて騒がれる力士になれ」と指導されことも有名で、私の好きな話である。

世界卓球で日本チームが活躍している。男女とも決勝戦まで進んだのだから凄いことだが、中国とは想像以上に強いレベルである。女子チームはストレートで敗れた。

昔の卓球からすると技術のレベルがかなりアップしたように思える。私と同年代に愛知工大に長谷川信彦選手がいて素晴らしい成績を記録されていたが、関東に在住されていた時にトレーニング中に倒れた木の下敷きになって亡くなられるという悲報があって手を合わせた。

かつて世界卓球が名古屋で開催されたことがあった。その時に「ピンポン外交」という出来事につながる出来事があったのだが、その当事者であった「荘則棟選手」の存在はまさに神的レベルだった。中国卓球の黎明期に輝く存在だったのに、文化大革命で大変な目に遭遇されている。

来日されていた時にその実戦を観戦したことがあるが、当時の映像がネットで動画として見ることが出来るので懐かしく観た。

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