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意外な誤解  NO 3538

先月に「独り言」の中でアンケート調査に関する問題に触れ、顧客満足度96点や98点などと宣伝している企業は最悪と書いた。特に葬儀という世界は生涯に一度だけの大切な儀式なので、もしも顧客満足度を調査するなら100点でないとおかしいと指摘したい。

つまり、99点という数字はご満足に至っていないということになり、「0点」も「99点」も同じで、「100点」以外は恥ずべき仕事をした結果と考えたいものである。

そんなことを書いたら多くの方々からメールが届いた。特に多かったのは同業である葬儀社だが、「顧客満足度をHPに掲載していたのを止めました」というのが数件あった。

随分昔のことだが、礼節を重視する葬儀という仕事は少しでも礼節を欠いたり忘れたら「0点」と指摘したことがある。司会の技術やイメージに「70点」や「80点」という点数で評価することは可能だが、礼節に関する問題は「0点」か「100点」しかないことを理解したいものである。

著名なミュージシャンである「つんく」さんが喉頭部分の手術で声帯を喪失され、声をなくされたというニュースがあった。

私も6年前に大病を患って声帯の半分を損傷し、しばらく喋ることが不可能な時期があった。大変な苦痛を伴うリハビリを経てコミュニケーションが可能なように回復したが、声質は完全に変化してしまい、それを知らなかった昔に交流のあった人との電話で驚かれることもある。

しかし、変な声になっても喋ることもリハビリにつながるようで、出来るだけお喋りするように心掛けているし、他府県への講演にも出掛けたことが何度かあるのでコミュニケーションとしては通じているようである。

宿泊時にマッサージを受けている時、そんな事実を話すと「信じられない」と驚かれるが、昔の声質をご存じないのでそう言われるが、葬儀の司会に適した不思議な声とも言われていた歴史もあるので運命の悪戯という出来事は大きな試練ともなっている。

全く立つことも座ることも出来なかった闘病生活があったし、歩行器に至った時には右壁にぶつかってしまうような後遺症もあったが、今ではフラフラ感はあっても杖を手に歩けるので幸運だったと手を合わせている。

奇跡ということがあるという出来事を体験している。全く動かなかった右半身が突然に機能するようになったことだが、その時に担当されていたリハビリの先生が「奇跡だ!」と叫ばれたことが忘れられない。

温覚と痛覚に障害のある左半身だが、銭湯で気を付けなければならないのが水と湯を出す際の温度のこと。左手でレバーを作動させて右手で温度を確かめる必要があるからだ。

退院して来た当時に銭湯に行くと不思議な兆候を感じていた。湯船に入ると右半身は温かい温度を感じても、左半身は水風呂に入っているような違和感があり、いつも温めの湯がある湯船をお気に入りとしているが、最近はその差異をあまり感じなくなって来ている。

このページをご笑覧くださる方々に体験したことを正直に書くが、前述の兆候は救急車で運ばれる半月ぐらい前から兆候があったもので、「両手の指先が痺れる」「膝から下が冷えを感じておかしい」「左半身が水風呂だった」「司会の最中に2秒間ほど呂律がおかしかった」こともあり、女性の司会者から「おかしかったです。すぐに病院へ行ってください」と言われたのだがそれからしばらく経った日のこと。午前2時半に就寝したら気持ち悪くて目覚めたのが午前4時半のこと。その時はどうにもならない状態で、病気に対する常識的な判断から疾病の結論を想像したのだが、まさか嚥下障害や声帯に損傷が起きているなんて考えもせず、猛烈な咽喉の渇きからコップ一杯の水を飲んだら気管支に入ってしまい、誤嚥性肺炎で20日間高熱で体験だったことを憶えている。

上記のような異変を感じたらすぐに医療機関で診察を受けるべきで、時間との戦いであることを知っておきたいものである。

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