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思い出した温泉  NO 3338

 夕方から天候が急変。空が暗くなって気温が一気に低下。遠くで雷鳴が聞こえ、北の空真っ暗。大気が不安定という昨日の気象ニュースを思い出したが、あちこちで竜巻注意報が出ていたようだ。

 腰痛対処に早目に銭湯へ行った。温めの湯から電気風呂に移ったのだが、温覚と痛覚が麻痺している左半身なのに、電気のビリビリするのを感じるのだから不思議である。

 昨日、「独り言」のコラムで鹿児島県の問題について触れたが、何気なくタオルの文字を確認したら指宿温泉の旅館のものだった。いつも二枚のタオルを持参するのだが、もう1本を確認すると嬉野温泉「萬象閣 敷島」とあり、それは妻がお寺の団参の際に利用した旅館だった。

 NHKのBSを観ていたら、俳優の「火野正平さん」が自転車であちこちを訪れる番組があるが、偶々河原の中に座られて手紙を読んでおられる映像の背景に移っている建物に見覚えがあるのでびっくり。しばらくして彼が「昼神温泉」であること言われたのですぐに宿泊したことのある旅館だと気付いた。

「湯多利の里 伊那華」という旅館だが、廊下に中日ドラゴンズの選手の浴衣姿の集合写真や監督だった落合氏の写真がいっぱいあったので案内文字を読んで確認したら、そこは落合氏が現役時代の自主トレで利用され、ドラゴンズがシーズンを終えた納会の会場となっていたことを知った。

 群馬県の高崎から更埴ジャンクションを経て、中央道の駒ケ根サービスエリアで休憩した際、疲れがどっと出て地図を見ていて目に留まったのが昼神温泉だったが、最寄りのインターチェンジから近いというのも選択した理由の一つだった。

 携帯電話で予約を入れてから出発したが、大浴場から部屋に戻る際に整体エステというところで1時間ほど至福のひとときを過ごせたことが印象に残っている。

 時期は晩春だったと記憶しているが、中央道に戻らず山間部を通って岐阜県の山奥へ抜ける途中にゲレンデがあってスキーをしていた人達がいたのも憶えている。

 ふとした思い付きで立ち寄った温泉も多かったが、ネット社会になって情報入手が楽になったのは事実でも、想像と現実が異なることが少なくないのも事実。参院選の選挙でもネットの活用が認められて様相が急変したが、活用の得手不得手で見間違わないように気を付けたいものである。