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見える内に  NO 3571

ニュースステーションの古館氏が番組最後の挨拶をされて話題になっていた。低次元な話で恐縮だが、記事の中にびっくりしたことがあった。古館氏のギャランティが年間12億だったと紹介されていたから。番組を総合的に制作するスタッフまでも含めてのものだと想像するが、上には上があるものでサッカーのベッカム氏の昨年の収入は70数億だそうで、その中にはスポーツ製品の契約料が大きいようだが、スポーツ選手で最高を記録したのはマイケル・ジョーダン氏で年間111億円だったというのだから別世界の話である。

イギリスのサッカーチームが淡路島で合宿していた時に利用していたのはウェスティン・ホテルだったが、当時の総支配人とは何度かゴルフに行ったこともあるし、弊社に来られたこともある関係があった。

その年に流行語として話題になったのが「ベッカム様」の言葉。結果として受賞することになって授賞式に出席したのはその総支配人で、周囲から冷やかされていたことを記憶している。

「NHKのクローズアップ現代」や冒頭の「ニュースステーション」、また「ニュース23」なども政府の圧力があったのではと指摘される話題もあったし、著名なジャーナリスト達が外国人記者向けに会見を開き、高市大臣の一連の発言に抗議する事態も起きていたが、その会見にNHKが姿を見せていないことが話題になり、いよいよ政府の顔色を気にしているようだと揶揄されている。

大臣や議員の発言が全国的に問題になっているし、NHKの会長の失言問題も何度かあったが、組織団体のトップになる人物は何よりプロデューサーとしてキャスティングが重要で、、安倍総理はあまりうまくないような感じがする。

「団扇事件」の女性大臣なんて最近は質問者の横でスマホを触ったり、読書をしたり居眠りをする光景が中継映像で流れたのだから完全なミスキャストだったことが分かるだろう。

キャスティングで最も重要なことは妥協をしないことで、それを甘くしてしまうとシナリオがおかしくなって来る。おかしくなった国政の修正は簡単ではないことは当たり前。サミットを前に外交問題も複雑になって来ているが、国家を挙げてテロだけは起きないように対処して欲しいものだ。

「幸せ列車」の管理人さんが私の「独り言」の10年前のものを毎日紹介くださっているが、10年前に私は大手術を受けて入院している時だった。アメリカに在住していた娘ファミリーが帰国して孫達に会えたことが印象に残っているが、この10年間をよく生かされて来たものだと感慨深く思っている。

その「幸せ列車」のコーナーで日々完結の「短編小説 女将シリーズ」を連載しているが、もう250人の女将が登場したことになるし、どこまで続けることが出来るかは不明だが。この世を出立するまでは続けたいと思っている。

そんなネタ探しに旅に出掛けることも必要で、ずっと前から行きたかった「四万十川」を見に行くことにした。「みどりの窓口」で「ジパング倶楽部」の特典で3割引きのチケットを購入して来たが、1泊2日で約1000キロの行程で、切符が2人分で24枚もあり、その写真を撮影して「独り言」のコラムに掲載した。