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ラストラン  NO 3537

惜しまれながら「トワイライト・エクスプレス」「北斗星」などの列車のラストランが話題となっていた。

仕事、旅行で利用した列車の思いでは人生の1ページとして記憶に残るが、その列車が運転されることがなくなることは確かに寂しいことである。

「乗り鉄」「撮り鉄」「録り鉄」などの言葉が目立って多くなった鉄道マニアの世界だが、ラストランが「葬式」と捉えて「葬鉄」という新語も誕生しているのでびっくりである。

「トワイライト・エクスプレス」を利用したことはないが、昔、札幌での講演に行った際に「北斗星」に乗車した体験がある。ネットの中に「北斗星」に400回以上乗車した人の著書のことが紹介されていたが、上野と札幌間で17時間以上を要するので大変である。青函トンネル内を走行している時に現実に戻り、その後の北海道行きは大嫌いな飛行機を利用することになった。

列車内でしか販売していないオリジナルグッズがあり、自分の分を含めて写真の土産に「北斗星」のロゴ入りの懐中時計を購入していた。

腕時計とは違って講演の時に演台の上に置くのが便利で重宝していたが、名古屋のホテルで講演をした際に忘れてしまい、10分後に気付いて戻った時には行方不明となって残念な思い出となっている。

「幸せ列車」のHPに管理人さんが10年前の「独り言」を毎日掲載くださっているが、当時にこんなことを書いていたのかと懐かしく思い出している。

それは「各駅停車」というコラムのページの下段にあるが、ご興味があればご笑覧いただければ幸いである。因みに昨日の「各駅停車」のコラムには、前日のテレビ番組で特集していた皇后陛下のことに触れ、娘様とご一緒に南紀へ出掛けられた際に偶然私もその地に行っており、お2人のお姿を目にすることが出来たことを書いていた。

一昨日の「独り言」で交通事故の悲惨な現実を綴られたご遺族の言葉を紹介させていただいたら、多くの人達からメールを頂戴することとなり、訪問された方々が安全運転につながればと改めて手を合わせた。

列車がラストランを迎えると惜しまれるが、惜しまれなかった元総理が外国に出掛けて批判の的になっている。様々な意見もあるだろうが、世の中には不思議な人もいるものだと考えながら、人は誰でも自分の色の付いたサングラスで世の中を見ているということを再認識した思いがする。

メールマガジンの「まぐまぐブログ」の原稿も打ち込まなければならないが、数本を書き上げた中に神戸の「公詢社」の社長のことを紹介しておいた。随分昔から中身の濃いブログを発信しておられるし、ラジオ番組のレギュラーとしても活躍されている。

阪神淡路大震災の時は犠牲になった方々の中で2千数百名のお世話をされた歴史もあるが、追悼式の担当をしていることもあり、両陛下がご出席された今年の追悼式や交通事故でご逝去された当時の兵庫県知事の「お別れの会」に関しても書いておいた。

ご興味があれば「まぐまぐブログ」からお申し込みを。