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こんな話も  NO 3529

大晦日を迎えた。しかし全国で今日「お葬式」を行われた方が3000軒ぐらいはある筈だし、元日は我が大阪市内でも火葬場が休日になっているところからお通夜だけとなるが、元日にお通夜を迎えられるケースもいっぱいあるのが現実である。

随分昔のことだが、29日の夜遅くにご高齢の方が亡くなられ、「社名のない車で来て欲しい。近所に分からないように」と電話を頂戴したことがあった。ご当家は食品販売店で正月用の様々な商品をいっぱい仕入れておられ、売ることが出来ないよりも商品を無駄に捨てたくないという思いからのご判断で、大晦日の夕刻以降に告知され、1月2日の葬儀という予定で進められた。

当時に葬儀専門式場の存在もなく、大晦日からお正月にお寺を拝借する訳にも行かず、ご自宅で元日のお通夜が行われたが、商品が無駄にならなかったので故人も喜んでくれているだろうと喪主さんが語っておられた。

夜、BSの番組を観ていたら懐かしいフォークで人気があった人達が出演されていた。そんな中で「贈る言葉」を歌われた「武田鉄矢さん」が語られた逸話に会場の人達が頷かれていたのが印象に残った。

その曲が世の中に出てからしばらくした頃、プライベートで「口永良部島」へ行かれたら、港の方でブラスバンドが「贈る言葉」を演奏しているのが聞こえ、どうして来ているのを知ったのだろうか。出て行って対応するべきかと躊躇している時、その奏者達が涙を流していることに気付き、鹿児島へ転任される先生が乗船している船を送っている光景と理解されたそうだ。

その時に出て行かなくてよかったと思われたと同時に、自分の曲がこうして思いもよらぬかたちで役立つこともあることを知られ、それが大きな意識改革につながったそうである。

テロップに次々と「気象情報」が流れ、九州方面から山口県に強風警報が拡がっていることを知った。全国的に冬の気圧配置になり、大雪と強風という荒れ模様の天候のようだが、ここでそんな大雪の中で信じられない逸話があるので紹介をしよう。

随分昔のことなので「ボニー・ジャックス」と「ダーク・ダックス」がどちらが何処だったか不明だが、この二組の人気アーチストが誰も想像も出来ないドラマを残しているのである。

一方が仙台公演を終え九州公演に向かうために東京へ移動しようとしたら、大雪のために仙台空港が閉鎖してしまっており、東京へいけないことが判明した。

また東京にいた一方はホテルで行われるディナーショーのために仙台へ飛ぶ予定だったが欠航となってしまい困っていた。そんな両方の困惑状態の事情を耳にしたある人物が見事な交通整理を行う提案をした。

仙台にいる人達がそのまま仙台のホテルのディナーショーを代行し、仙台組が行くべきだった九州公演を東京組が向かって代行するという対応で、自然の齎したハプニングなので両会場のお客さん達も納得され、秘められた逸話が「いい思い出になった」と語り継がれることになった。

4時間と少しで新年を迎えますが、ご笑覧くださる皆様のご多幸とご健勝を心から祈念申し上げます・・・合掌