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不思議な体験から  NO 3517

週に一回京都に通っている。目的は三条駅近くにあるタオ療法の指圧を施術して貰うためだが、これは知る人ぞ知るという世界である。

初めてお世話になったのは8年ほど前のことだが、大きな手術を受けて麻酔から醒め、集中治療室から自室に戻ると左上腕部から背中に掛けて激痛を感じ、それは退院してからもずっと苦しむことになり、あちこちの整骨院や大病院の整形外科や形成外科の診療を受けても改善することなく続いていた。

そんな中、友人から紹介されたのがタオ療法で、藁をも縋る思いで三条に足を運んで施術を受けたら、その心地良い指圧で約三分の一ぐらい楽になった。

それから1週間毎に通うことにしたら、苦しんでいた激痛が3回で完治。その不思議な効果に感嘆する体験となった。

3ヵ月程前から右肩甲骨の内側に痛みを感じ、また苦しい思いをしていたが、整骨院や病院の診察を受けても改善せず、思い出したのがこの存在。そこで予約を入れて京阪電車で通っている。

昨日で4回目だったが、随分と楽になった。私が施術を受けているのは2階だが、1階では多くの人達が参集して研修会が行われていた。リハビリの療法士の方や整骨院の先生方の参加が多いことを知ったが、痛みに苦しむ患者を救うことになる施術が世に広まることは大歓迎である。

このタオ指圧を創始されたのは「遠藤喨及さん」というお寺さんだが、師の考えられた「気の経絡指圧」は体感された患者さん達の口コミから世界中へ広まっている。

私は「タオ療法」の宣伝マンではなく、ただ実際に体験したことを綴っているが、友人や知人の中に施術を受けて劇的に改善した人達も少なくないないので本物である。

日々に綴っている「独り言」のコラムをご笑覧くださった方が興味を抱かれ、受けてみたいと言われるケースが増えているが、体感からすると、「なんでこんなに心地良いところばかりを押さえられるのだ!」という思いになる。

私の場合には歩くこともリハビリになるので、施術を受ける日は早目に出て京都の街を散策することにしているが、疲れた後に受ける指圧がまた特別に至福のひとときとなるので嬉しいところだ。

タオ療法については体感に勝ることなしということになろうが、いただいて来たパンフレットに次のような解説があったので紹介しておこう。

『耐え難い痛みで辛い思いをされている方は、ぜひご相談ください。心と身体に様々な痛みや辛い症状が現れるのはなぜでしょうか? それは、肉体的な原因によるものではありません。心身に歪みをもたらす「邪気」が原因です。経絡(生命)の流れが悪くなったことによるのです。肩こりや慢性的な痛み、これらは慢性的な疾患とも深い関連があります。だから、根本的な原因から取り除いていくことが必要です。タオ療法の施術は、その根本原因である邪気を排出します。それによって正気が倍増します。そして心身の健康が、根本から回復するのです。世界各地で多くの患者さんを癒しているのがタオ療法です』