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びっくりしたこと  NO 3442

 今日の朝の冷え込みは厳しかったようで、奈良の中心地では7度ぐらいだったそうだし、名阪国道の針インター付近では3度近くまで冷えていたと知って、今年の冬が早く、秋が短いような思いを感じている。

 昨日に行われた大阪マラソンに参加したグァム在住の姪夫妻がやって来た。どちらも膝を痛めたようで無理をしないようにアドバイスしたが、二人共完走したことは立派だと思った。

 ノーベル賞を受賞された京都大学の山中教授も完走され、そのタイムが姪達よりも早かったのでかなり鍛えられていたのだと驚いた。

恒例となった大会が続くことを願ってはいるが、参加された知人が蕎麦屋さんに来られており、参加費用の1万円に消費税を徴収されたとぼやいておられた。

 政治の決断で消費税がアップされることになっているが、ご遺族が負担される葬儀費用に消費税というものがどうしても馴染めず、悲しみに税金が?と疑問を抱いている。

 誤解されたくないので書いておくが、我々葬儀社の仕入れなどに関する消費税は納得しており、あくまでもご遺族の立場に限って指摘しているものである。

 年金や健康保険に関する社会保障の破綻が懸念されているが、行政に携わる人達が将来のシナリオを把握出来ていなかったプロデュース力の欠如に、腹立たしい思いを抱かれる人達が多いと想像している。

 今の若い人達と話していると、年金に対して抵抗感を訴える人が多く、将来を憂う考え方に同情を禁じ得ない思いもするが、我々団塊世代が年金を受け取る年代になって人数が一気に増えて大変だと思っている。

 年金に関して最も疑問を抱いているのは、国民に「賭け」みたいなことを強いていること。何歳から受け取られますか?と確認されることはおかしいと考えている。また、早くこの世を出立すると「損」になることも甚だ不平等だと思える。

 90才を過ぎて亡くなった知人がいるが、大学を卒業してから就職をされ、定年退職後も嘱託として勤務され、ずっと年金を掛けていたことから結構高額受給となっていたが、ある時「長生きしてよかったよ。これまでに受け取った年金の総額は9000万円前後になっていると思うよ」と言われたのでびっくりしたことを憶えている。