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どんな色ですか?  NO 3425

 昨日にお通夜に行ったお客様の葬儀に参列。警備スタッフの立っている駐車場の中から府会議長を務められていた現役の議員さんが出て来られてご挨拶。お話ししながら式場へ行った。

 多くの議員さん達も来られている。1時間半の式だったので落ち着いた雰囲気が感じられていたが、代読された弔電にも議員さんのものが多く、故人のご交流の広さを物語っていた。

 女性司会者のナレーションを聞きながら故人の為人の一部を知ることになったが、壮絶な闘病生活を過ごされたようで、8回も入院体験のある私には特別な思いを抱くことにもなった。

 商店街を通って往復歩いたら、歩数計の数字が「3500歩」を超えていた。最近の歩幅から計算すると自宅から本社まで片道「1100メートル」ということになる。

昔なら10分ほどで歩けたのに、杖を手にする現在では15分となってしまったが、自分で歩いて行けることの喜びを噛み締めている。

 着替えやタオルを絞ることが出来るので大好きな銭湯にも行けるので嬉しいが、健常でない身体になって学んだことは、今まで気が付かなかった当たり前のことが幸せだと知ったことである。

 自分でもこんな状態で退院出来たことは奇跡だと思っている。発病した当時は想像を絶する状態で、人生が終わったなんてことを感じていたのだから信じられないが、与えられた余命は社会に何かを伝えたいと考えた行動を始めている。

 先月から始めた「まぐまぐ」ブログには秘話や裏話が多くなるが、そこにこれからの葬儀の「ありかた」や本質を見いだせる道があるかもしれないと思っている。

 まだ事務局には送信していないが、今日書き上げた「メニュー」というタイトルの内容は興味深いものだと自負しているし、意外なところに「個人情報」があることを提起している。この「会長のコラム」や「独り言」「幸せ列車」のコラムでは書けないことも出て来るだろうが、普通の視線とは異なる観点から見つめると思い掛けない発見もある。

 昔に書いたエッセイに「サングラス」をテーマにしたものがあった。誰もが異なる色のサングラスを通して世の中を見てしまう・それを透明のガラスを通して眺めたらどうなるだろうと問い掛けたものだが、最近の社会にも特殊な色のサングラスで見てしまう人もいるようだ。

 三鷹市で起きた女子高生ストーカー殺人事件だが、ロッテのプロ野球選手が自業自得だと投稿して顰蹙の的になり、球団から厳しい叱責を受けて削除したそうだが、その人物のサングラスの色を確認して見たい思いがする。